いつかグラン・クリュも手掛けて欲しい。

今日はいきなりおまけ画像。

昨日に引き続きドゥ・ムールの新着。

2018年のシャブリ 1級 ヴォー・ドゥ・ヴェ

 

世の中には大量のシャブリというワインが存在しています。

それゆえ栽培エリアも広い。

7つのグラン・クリュ。

四半世紀ほど前に覚えたなぁ。

 

でもプルミエ・クリュはたくさんあるから覚える気がしなかった。

まぁそれでもこういう仕事してると有名な1級畑は自然と覚えてはいく。

ラヴノーのおかげでヴァイヨンやらモンテ・ドゥ・トネルにシャプロ。

ビュトーにモンマンにフォレ。

ドーヴィサのセシェとか。

先に勉強して頭に入れるような生真面目な人間じゃないハバネロですが飲んでから覚えるというスタイルでまぁまぁいけるもんですよ。

 

才能のある造り手が必ずしもいい畑を持っていない悲しい現実はブルゴーニュでは多々あります。

ドゥ・ムールは1級畑を持っていなかったんだけど念願かない2017年からこのヴォー・ドゥ・ヴェとモン・ドゥ・ミリューをリリースしています。

モン・ドゥ・ミリューも有名な1級畑なんで知ってましたがこのヴォー・ドゥ・ヴェは知らなかった。

なので調べてみたわけですがシャブリってプルミエ・クリュが40もあるんですね~

今さらそれを知る不勉強ハバネロ。

そりゃ若い時でも丸暗記から逃避するわ。

 

7つの特級畑は全てスラン川の右岸にそれも固まって位置しているけど40もある1級畑は川の右岸にも左岸にも点在している。

ヴォー・ドゥ・ヴェは左岸でした。

500年くらい前は Vau de Vay ではなく Vau de vé と表記されてたそうです。

 

場所を説明するのは難しいですがシャブリの街からオーセール方面へちょっと行ったところ。

シャブリの街の西。

車だったら5分くらいの距離。

 

グーグルマップの3Dモードで確認すると東向きのなかなかの急斜面。

いいワインを産み出す畑はどこも楽に作業できる環境じゃない。

そこでどれだけ生産者が情熱を持って丁寧に忍耐強く仕事をするかが重要。

 

あんだけ広いシャブリに飲むべきシャブリはほとんど存在しない。

素晴らしいテロワールがあるのに宝の持ち腐れな造り手がゴロゴロしているエリアにあってドゥ・ムールは本当にシャブリの鏡です。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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