魔性の女かぁ‥出会ってみたいものです笑
ルイジアナ州に大被害を与えたハリケーン・アイダ。
その後 温帯低気圧に変わるもニューヨークなどに記録的大雨をもたらし 洪水となったNYの映像をテレビで見て驚きました。
その割にはルイジアナに関するアイダの報道はあまり目にしなかった気がします。
特に上陸前のそれは。
でも France2 では先週からかなりやってましたね。
確かにアフガニスタンのこともほぼスルーな日本のメディアと違って 外国のこともちゃんと伝える姿勢であるのは間違いない。
でも なんでここまで? まだ上陸前だっていうのに なんて思ったり。
そのニュースで初めて知ったんですが ニューオリンズをフランス語では La Nouvelle-Orléans (ラ・ヌーヴェル・オルレアン)と言うのですね。
これってもしかして昔はフランス領だったから?
なんて考えて調べてみたらそうだった。
記憶を辿れば確かに世界史で習ったかも おもいっきりザックリとだけど。
フレンチ・インディアン戦争とかルイジアナ買収ってな単語レベルだけは思い出した。
ましかし当時フランスはとんでもなく広大な領土を今のアメリカやカナダに有していたんですね。
今やルイジアナ州という名前でしか残っていないルイ14世にちなんで名づけられたフランス領ルイジアナも超広大。
(画像の濃い青色の部分)
ニューオリンズもルイ15世の摂政オルレアン公フィリップ2世(ルイ14世の甥)にちなんで名づけられたとか。
そういうこともあってあんなに放送してたんでしょうか?
で たまたまなんですが ほぼ全て聞き流してるどころか耳にも入っていない NHKまいにちフランス語応用編の今月のテーマが 『フランス・オペラに見る魔性の女』❤
(ストリーミングで聴いているので一週遅れで8月の内容)
そこで オペラ 『マノン』 の原作 『マノン・レスコー』 という小説を取り上げています。
1日15分。
たった4回で 『マノン・レスコー』 を終えなきゃいけないので 超いろいろとすっ飛ばしながら読んでいるのですが あり得ないような展開の連続で オペラだけじゃなく映画化やドラマ化されるのも納得な 昔でいうところのジェットコースター・ドラマ状態。
裏切り 犯罪 逃亡 愛憎...
井上桜子先生の日本語でのあらすじを聞いてるだけですが ちゃんと読んでみても面白そうです。
ま 活字離れが甚だしい人間なので読まないと思いますが。
たぶん凄く長い小説の最後のあたりで主人公のデ・グリューがアメリカに流刑となったヒロインのマノンを追いかけてアメリカに行き マノンを巡ってヌーヴェル・オルレアン総督の甥と決闘するんです。
アイダのニュースでヌーヴェル・オルレアンがニューオリンズということを知ったばかりだったので あぁ 流刑になったのはルイジアナだったんだ~と思った次第です。
だからどーしたって話ですが 気候変動 他人ごとじゃない。
いつどこで大災害が起きるか分からない。
しかし 地下鉄構内にあれだけの水が流入してるのに急いで逃げないアメリカ人。
しばらく運行も続けたあの感覚には脱帽です。
0コメント