美味しいとこの方が空いてました。
ガチ中華 という言葉を初めて聞いたのは去年の秋頃でしょうか。
基本なんでも ガチ が好きです。
上辺だけ仲良くするってできないんで人間付き合いもそうなんですが 料理的にも ガチ を好みます。
美味しいけど現地には存在しない日本的アレンジが度を越した外国料理には正直 興味がありません。
もちろん 日本ならではの食材を使えば現地に存在しない料理となるわけですが それでも調理法だったりフィロソフィーは現地のものであれば それはアリという柔軟性は持っていますが。
実際問題 日本で営業する以上 いくらロジスティクスが激的に進化し輸入食材を手に入れやすくなったとはいえ 日本の食材をある程度は使わざるを得ない。
日本にしかない季節の食材もありますし 魚なんて全然こっちと違ったりしますからね。
それでも現地の味を 空気を 生活の息吹を感じさせてくれるお店が好きです。
って 向こう行ったことないから分からないでしょ? と言われればそこまでですが でもずっとこの仕事してるから感じるものもあるし いろいろと店員さんに質問したりして自分なりの確認をします。
ま 訪れる前にネットで料理の画像を見たら結構 分かったりしますけどね。
やたら小綺麗な盛り付けや色どりにこだわった盛り付けは違うだろうなと感じます。
だから エンリケ・マルエコス や シャンラーリー ノング・インレイ タイランド・ショップ ダイナー・ヴァン といったお店が好きです。
イタリア料理ならトルナヴェントとアニコ。
どちらも郷土性が満喫でき しかもベラボーに旨い。
なんちゃっては好きじゃないのです 結局。
どのジャンルでも。
ガチが当たり前なんじゃないでしょうかね? 本当は。
だって例えばフランスで日本人がやっていない 日本料理屋もどき のメニューを見たら 日本料理をなめんな👊 って思うじゃないですか。
外国料理の店をやるなら彼の地の方々が紡いできた文化へのリスペクトがなくてはならない。
なんとなく美味しいからいいでしょ てな料理は居酒屋なら許されるとは思いますが。
だいぶ話がそれましたがガチ中華。
このところ池袋のガチ中華フードコートの話題をテレビで目にしていたハバネロ夫婦。
エリン・ダンス部主将の 今度行ってみない? という言葉もあり久しぶりに池袋遠征を敢行しました。
戦後のどさくさ紛れの土地収奪&所有権のまた貸しのまた貸し的な問題もあり再開発が容易ではないのが池袋西口からすぐのエリアなんでしょうかね?
とにかく いい意味でも悪い意味でも いまだに昭和。
それも昭和中期。
学生時代とはある程度は店は変わっているんでしょうけど街に漂う空気は同じ。
すなわち洗練さゼロ。
D都会という劣悪な酒とつまみで若人を酩酊させるマー先輩御用達の店が今だに存在していてビックリしましたが 中国語で全く読めない看板の店が激増した気がしました。
ま 今となっては当時の記憶は鮮明じゃないですけどね。
で 話題のガチ中華フードコート。
叶うなら3店全て行ってみたかったのですが とにかく寄る年波に勝てないハバネロ夫婦。
1軒目で3品。
2軒目で3品で完全ギブアップ。
先々を見据えた上でのヴォリューミーなものを避けたオーダーだったんですけどね。
あそこまで食べられないとは…
そして実際に ガチ なのかも真偽は不明。
ただ確かにお客さんはほぼ日本語じゃなかった。
そして圧倒的に美味しかった1軒目(といってもそこに何店舗か出店してるわけですが)の方が空いていて 3品とも味が決まっていない2軒目が満席だったという事実に 残念だけど世の中そういうもんだよね と思った池袋遠征でした。
今夜のおまけ画像
なんていう料理か分かりませんが 1軒目のフードコートで食べたもの。
店員さんに
卵焼き ネギ パクチー ソーセージ くるくる
みたいな日本語で説明され注文したんですが。
調理工程を見ていたらまずパスタ生地を丸く伸ばしフライパンで焼いてそこに溶き卵。
それでさっきの具材を巻いて なんだろう? 甜麵醬かな?
とにかく 美味しかった。
なんというか アメリカでいったらハンバーガー的な感じなんでしょうかね?
また食べたい!
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