人間だからこそ気付いたり感じられるものがあるはず。

昨夜 深夜1時ごろ。

やたらと車のクラクションが聞こえるなと。

そうしたら店の前の道路工事で封鎖を図っていたようで 深夜1時のタクシー解禁に向けて配車していたお客様を指定場所で迎えたいタクシーが プ~ プ~ プ~。

 

1時に工事開始って前代未聞。

確か2時からって事前の説明書ではなっていた気がするし 一昨日はそうだったハズ。

 

もちろんバブル期にできたタクシーの乗車ルールが当時とは全く社会状況が違う今でもそのままにされている日本という国のダメダメっぷりにも問題はあるのですが 1時から道路封鎖はいかんよ。

 

そして道路を掘削する轟音が続きました。

幸い? その段階でお客様は誰もいらっしゃらなかったのですが 正直 これお客様来ても美味しくワインは飲めない状態。

 

それでも2時まで店にいましたが 誰も来ることなく閉店作業に。

あの状況で来てもらっても申し訳ないし…

逆に良かったのかな?

 

そしていつもより早めに店を出られたわけですが 掘削して地面を掘り返したからでしょう。

ニュイ・ブランシュの看板は結構泥まみれ。

 

すいません。これ当然 最後には綺麗にしてくれるんですよね?

 

まぁ そう言われるら。

 

その程度のなめた返事でしたが 今日来てみたら案の定な汚さ。

確かに拭いたのは分かります。

泥水絞った雑巾で拭いたような素敵な痕跡が露骨に残っていました。

 

確かに拭いてくれた。

でもさ。

それでおしまいかよ。

 

もちろん自分で毎日綺麗にするからいいんですけど あれで良しとするような職人魂もないような方々はそのうちAI内臓ロボットが登場したら職を失うんだろうなぁ。

 

あの程度の仕事しかできない。

あの程度しか慮れないなら最早 人間である必要はない。

気付きませんか? 綺麗になってませんよ 全く。

 

自分もそうならないように気をつけなきゃ。

職人魂だけは失いたくないですね。

偏屈で非効率と言われようが。

 

 

今夜のおまけ画像

シルヴァー・ハイツの2021年 ジアユアン ピノ・ノワール

バブル期の時代錯誤なルールがそのまま。

進化の遅い? 否 退化しているのか?

とにかく日本と違って桁違いのスピードで変化する中国の実力をワインにおいても見せつけられます。

 

気候変動の影響甚だしく 2015年ヴィンテージからはエレガントさやチャーミングな要素が感じれれるピノ・ノワールが絶滅寸前となり 本家なのにニュー・ワールドのピノ・ノワールと化してしまったブルゴーニュのそれよりはるかにちゃんとしています。

凄く淡いわけじゃないけど近年のブルゴーニュよりは軽やかで綺麗な酸もある。

そして何より華やかで可愛らしい香りと果実味なのです。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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