安い=お買い得 ではないですよ。

ダウ平均とはよく耳にするNY株式市場の指標。

それって ダウ・ジョーンズ工業平均株価 を略したものだったのですね~

知りませんでした。

経済全く分かりませ~ん。

 

また ウォール・ストリート・ジャーナルっていう経済新聞の存在や名前も一度も読んだことはなくとも知っている。

その発行元が これまたダウ・ジョーンズなのですね。

な~んにも知らなかった。

 

そんなダウ・ジョーンズのサステイナビリティ・インデックスにおけるテキスタイル・アパレル・ラグジュアリーグッズ部門で高級ダウンウェアで有名なモンクレールがランキング1位らしいです。

 

何年か前からダウン以外の製品も増え また日本でもイケイケドンドン感で出店や取扱店舗を増やしている印象で サステイナブルな企業って印象はなかったんですけどね。

まぁそういう部分ってなかなか伝わりにくい部分でもあると思う。

メディアの忖度報道とかあれば別ですが。

 

いつからだったかユニクロが自社製品で不要となったものを引き取って難民キャンプなどに送っていましたね。

で さらに進んで廃ダウンから羽毛を取り出しリサイクルしたダウンを発売したってなのをテレビで見ました。

 

正直 デザイン性はないと思いました。

ついでに色のセンスも。

たとえ値段がいくらでもダサくてあれは無理。(個人の感想です)

 

普通に生産するよりリサイクルのコストがかかって割高なんだけどユニらしい価格になるように努力されたともテレビではやっていました。

 

捨てたいような服をなんで買うのでしょう?

捨ててもいいような服だし捨てても痛くもない価格だからですよね。

超安いから取り敢えずテキトーに買って気軽に捨てる という負のスパイラルを終わらせなければユニの取り組みってあんまり意味ない気がすると思うのはハバネロ先生だけでしょうか?

 

安くするためにどこかの誰かを奴隷並みの低賃金でコキ使っているとしたら それこそサステイナビリティの真逆なのでは? とその価格を逆に疑ってしまうのは自分だけなのでしょうか?

だって機能などの面ではユニはちゃんとしているのですから それであの安さってスケールや企業努力だけで実現できるのでしょうか?

間違ってたらユニの関係者には申し訳ないですが 少なくとも素材を納める企業は超薄い利幅で取引しているのは事実。

 

高い=高品質 という等式はワインの世界でもファッションの世界でも必ずしも成り立たない。

もちろん成り立つ場合もありますけど 絶対ではない。

 

ただ絶対に正しいことは あまりに安価なものにはワインでもファッションでも食べ物でも何か理由がある ということです。

真っ当なものを作るには最低限必要なコストがあるのですから。

 

適正な価格で適正なものを買うということが何よりも大切だとつくづく思います。

何をもって適正かは人それぞれでしょうけど みんなが安いという要素だけで飛びつくのは違うと思うのです。

 

捨てたい服なんて何一つない。

ハバネロが貧乏性だから?

そうなのかもしれませんが やたらめったら買わないですから。

本当に気に入ったものを多少キヨミズ感があったとしても手に入れ長く大切に着ています。

学生時代にダイヴ・オフ・キヨミズしたジル・サンダー いまだにありますよ。

結果 今でいうエシカル。

 

 

今夜のおまけ画像

ブノワ・ライエのヴィオレーヌ

2014年の葡萄のものです。

しなやかで繊細でエレガント。

なかなかこういうシャンパーニュって造れない。

他のキュヴェと比べても明らかに高価だけど 相応の理由があるのです。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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