1杯11.000円の牛丼ですって。
申し訳ないけど全く興味ないなぁ。
神戸牛に淡路島の玉ねぎ。
伝統のむしろ麹製法の香川の熟成醤油。
そりゃ美味しいんでしょうけど そこまでの食材にこだわらなくても美味しい牛丼って作れるんじゃないでしょうか?
まぁ 個人的に そもそも牛丼が好きじゃない。
もちろん空腹を満たすために食べたことは何度もありますけどね。
学生時代は飲みに行く前に居酒屋での出費を低減させるために事前に松屋に行ったりもしましたしね。
もちろん 味を補正するために大量の紅生姜を投下し香りのしない七味をたっぷり振って。
正直 子供の頃からすき焼きのようなものが嫌いでした。
好き嫌いを言うとカミナリオヤジが許してくれないから黙って食べていたし 今日はすき焼きよ~ なんてこっちが当然喜ぶだろうと夕飯の準備の前に言ってきたネロ母への 今で言うところの忖度もあったと思う。
何が嫌かっていうと醤油 みりん 砂糖 のコンビネーションがダメなんです。
肉じゃがもそうだし カレイの煮付けも苦手だった。
だから大好きな焼き鳥も全部塩でお願いします。
ついでに20代後半から徐々に和牛がダメに。
なんなんでしょうね?
オヤジナイズしたから?
ビタミンA欠乏症にさせられた病気の肉に対し本能的に反応しているのかなぁ。
とにかく牛肉って滅多に食べない。
赤身にしてもねぇ。
パリで食べたアルゼンチン牛の素晴らしさと比べると 赤身とはいえやっぱり和牛だね ってなっちゃう。
まぁでも世の中の大半の人は和牛好きだし牛丼もタレ料理も好きみたいですからね。
お金に余裕のある人はそそられるのかな。
突き抜けた価格の方が注目されウケたりしますからね。
ワインにしたって興味ない人からしたらなんでそんな金額払ってるの??? って世界でしょうしね。
好きなものを選べるって素晴らしいことだと思います。
今日のおまけ画像
イル・マッキオーネの2015年 ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ
若い造り手だし元々トスカーナの人たちじゃないけど ちゃんとトスカーナらしさを表現した素晴らしいワインです。
新樽使って最新の醸造設備を揃えて‥
米国人ウケするトスカーナの個性など微塵もないワインを嬉々としてこしらえてる造り手とは対極です。
ニュイ・ブランシュで飲んでも1万円でお釣りが来ます。
高額な牛丼よりはるかに満足すると思いますけどね。
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