昔はこんなんじゃなかった?

なんとも痛ましい事件ですよね。

もちろん こういうことは今回だけじゃないけど。

大阪の事件にしても 逆恨み ってことなんでしょうか?

それも筋違いで一方的な。

 

思い通りに 期待通りにならないこと。

そんなこと人生にいくらでもあるのにね。

 

そして 自分勝手でお門違いな逆恨みも世の中にまぁまぁあるとは思う。

だからって…

 

そういう国になっちゃったってことなんですかね 日本が。

高校生が15分も電車内で暴行された続けた事件にしても。

 

 

今夜のおまけ画像

ミッシェル・エ・ジョアンヌ・エカールの2010年 サヴィニ・レ・ボーヌ 1級 レ・ナルボントン

この造り手のワインを初めて見た時 あぁ おとっつあんの跡を継いだのね。

と思ったんですがそうではなかった。

1980年代から90年代にかけサヴィニ・レ・ボーヌ村を代表する造り手だったモーリス・エカールはほとんどの畑とワイナリー そして 『モーリス・エカール』 というブランド名まで売却しちゃっていたんですね。

息子とその奥方によるドメーヌはまた別だったわけです。

 

売却の理由は 相続税の問題 らしい。

確かにモーリス・エカールのワインは超良心的価格でしたし 相続に備えて若干価格を上乗せして貯蓄する ということはしていなかったんでしょうかね?

もちろん ブルゴーニュの畑の価格上昇という原因もあるでしょうが。

 

それはともかく ミッシェル・エ・ジョアンヌ・エカール。

ちょっと変わってますよね。

って エティケットの話ですが。

 

ま デザインはそれなりにモダンなんですがそれは別にいい。

SAVIGNY-LÈS-BEAUNE って真ん中の LÈS (レ) の部分にアクサン・グラーヴ(右下がりの記号)を付ける生産者って極めて稀。

ブルゴーニュ委員会のHPでは SAVIGNY-LÈS-BEAUNE ってなってるからそれが正式なんだろうけど 最早ほぼみんなアクサン・グラーヴ付けない。

 

その点は他がゼロってわけじゃないんでまだスルーできる。

もっと変わってるのは1級畑 レ・ナルボントン の綴り。

通常は LES NARBANTONS。

ブルゴーニュ委員会のHPでもそう。

なのにここんちは LES NARBENTONS。

真ん中あたり B の次が普通は A なのに この人は E なんですよ。

発音的には同じだからいいのか?

大昔はそうだったとか⁇

 

これがつまらないことが気になるハバネロ先生には超謎。

E を使う生産者 今 他に絶対いないと思う。

ただ それこそ1980年代のモーリス・エカールが E だったことが確かあった。

でもその後 A にしちゃってますけどね。

 

おとっつあんや古き良き時代のサヴィニ・レ・ボーヌへのオマージュなんでしょうか?

 

とにかく変わっているのは表記に関してだけ。

ワインはヘンテコリン系ではない。

いい意味で21世紀のブルゴーニュ。

つまり 長期熟成型ではない。

まだ少し若さが残る2010年はもう今 美味しく飲めるし飲むなら今だと思います。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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