まだ第5ステージ。ポガチャルは死んだふり?

ツール・ド・フランス 第5ステージはポーからスタート!

ポーって知らない人が多いのかな?

フランス南西部 ピレネー=アトランティック県の県庁所在地。

南西部って南が付くけど海のイメージは捨ててくださいね。

海は近くなくてツール・ド・フランスに欠かせないピレネー山脈が近い。

それでツール・ド・フランスの超常連となった大きくはない街です。

(今年で110回となるツール・ド・フランスで登場74回。)

 

ハバネロもちょろっと行ったというか立ち寄ったことがありますが‥

時間があまりなくて街の散策はほぼできなかったです。

 

なぜなら最大の目的はポーの街のすぐ西側に広がるワイン産地 ジュランソンの生産者訪問でしたから。

次いでポーにある Les Papilles Insolites というお店に行くというのもあったのですが まずは生産者訪問が優先事項でした。

 

レ・パピーユ・アンソリットゥはネットで調べた限りではワインショップだけど食事もできるってなってたけど ハバネロたちが行った時は食事ができそうな気配はなかったですね。

ワインはホントたくさんありましたね ナチュラルワインが。

フランスのいいナチュラルワイン生産者を全て網羅しているかのような。

でも日本でも飲めなくもない造り手さんばかりになっちゃうんです。

これはあそこのインポーターがやってるでしょ ここはあそこが‥

ってのばかり。

 

親切な店主に正直にそのことを伝えたら

 

そうだよね~ そうかもしれないね。

だったらこれは?

 

なんて とんでもないものを出してくれましたよ。

 

日本未輸入で訪問してみたかったけど フランスで時折あるメールに返信くれないってことであきらめた生産者 ギラルデルの激レアと即わかるキュヴェを二つも。

 

Le Jurasson (ル・ジュラソン) と Bullansson (ビュランソン)。

この人 一応 Jurançon (ジュランソン) の生産者なんですけど フランス人が好きな言葉遊び。

 

Jurançon と フランス東部のワイン産地 Jura (ジュラ)をかけて Jurasson。

Jurançon と フランス語のBulle (泡)をかけて Bullansson。

なんだろうなとすぐにピンと来た。

 

Jurasson はウイヤージュしてなくて Bullansson は発泡してるってこと?

 

そうだよ。

 

こんなん造ってたんですか⁇

 

売るためじゃないけど一樽だけ造ってて 友達にだけ少し分けてくれる。 

 

ラッキー。

言ってみるもんだ。

ありがたく購入してきましたよ。

ナチュラルな生産者にありがちな好き勝手やって汚染されちゃった残念なヴァン・ナチュールとは全く違う綺麗なヴァン・ナチュールでしたが どちらもここ1~2年でなくなってしまいました。

 

というわけで今夜のおまけ画像はこちら。

カミン・ラルディアの2016年 ジュランソン オー・キャプセウ

綺麗な酸味が広がるデザートワインです。

甘みはしっかりあるけど爽やか。

この生産者のワインは他にもいくつか買って来たんですが もうこれが最後かな?

奇跡的タイミングでグラスで提供しています。

ロンドンのBB&Rが扱っているので日本にも入ってきたことが過去にはあるけど 今はもうニュイ・ブランシュ以外では飲めないのでは?  

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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