2003年に10万円なら凄いの飲めたな。

2年半ほど前にジャスティン・ビーバーが約1億8.500万円で購入したNFTが今や約840万円に下落したそうで 躾をされずに子供なのに大金を得てしまったがゆえ素行の悪さがハンパなくフェラーリのブラックリスト入りも果たしているビバ男に同情の余地など一切ないハバネロ的には どうせうなる程お金持ってるわけだから痛くもかゆくもないんだろうけどまぁご愁傷様 なんて思ったのですが 実はビバ男やマドンナたち有名人の購入は価値を爆騰させるために仕組まれたもので 購入費をビバ男自身は出していないようです。

なんだよ チッ。

まーよく分かりませんが 投資家たちがやらせがあったと集団訴訟を起こしたとか。

 

それにしてもNFTって全く興味ない。

お金の臭いに敏感じゃないから?

 

確かにそうなんですが そもそも自分自身が価値を認められないものにはビタ一文払いたくないから。

 

ビバ男が買ったデジタルデータの絵画。

どこがいいんだろう?

いいとこ数万円レベルにしか思えない。

 

ドラマ 『白い巨塔』 第7話で クラブ アラジンにて繰り広げられた財前助教授(唐沢寿明)と東教授(石坂浩二)やり取りを思い出します。

 

「価値のない年代物に高い金を払う必要はありませんよ 東教授。」

 

「私はね 本物なら10万払っても惜しくはないが ラベルだけの粗悪品には1円たりとも払いたくないんだよ 財前くん。」

 

ワインは古ければいいってもんじゃないし 高額で取引されてればそれが価値を保証するわけでもない。

2人とも正しい。

 

今やNFTだけじゃなくワインの世界も転売目的での購入が増えて価格が狂ってしまって困ったもんです。

それにより価値のある本物を造っている生産者が不愉快な思いをしているのだから。

もちろん ワインを楽しむことが好きな消費者も迷惑しています。

 

 

今夜のおまけ画像

デュック・ドゥ・マジェンタの1989年 シャサーニュ・モンラッシェ 1級 モルジョ モノポール クロ・ドゥ・ラ・シャペル

やる気を失って低迷していたんですが渡りに船とばかりにルイ・ジャド社と20年契約をしたのが確か1987年。

その後も契約は延長されているからホント自前でワインを造る気はないデュック・ドゥ・マジェンタですが 彼らが所有する畑からはルイ・ジャドによって時に素晴らしいワインが醸され またこれは非常に良い熟成をしております。

ルロワ以外のネゴシアンは評価せずネガティヴに捉える人が多いけど ハバネロ的にはそう単純な話しじゃないと思いますけどね。

ヴィンテージや畑でネゴスでもすっごいワインがありますから。

これはまさに財前先生も東教授も大満足な本物の価値のある年代物です。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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