今なら間に合うはず。
小学校の頃の夏休み。
習い事もない。
塾にも行ってない。
宿題をする気もない。
ついでに 親の期待もほとんどない。
そんな ないない尽くしのハバネロくんは当然 時間を持て余します。
なので小学校のプール開放にほとんど毎日 行っていたと思います。
たとえ 普段の生活態度と素行の悪さから目の敵にされていた こちらとしてもイケ好かない先生が監視員としていたとしても。
ま 自宅から近かったから。
ホント ニュイ・ブランシュから泰明小学校行くより近い。
徒歩1分でしたから。
今の小学生は時代が違うってのもあるけど もっと忙しくしてそうな気はします。
(実態知りませんが...)
それでもやはり プール開放が楽しみな子もいるのかな?
が 今年は小学校のプール開放が軒並み中止らしいですね。
暑さのために。
確かに。
間違いなく監視員は地獄でしょう。
この鬼暑じゃ命懸け。
プールサイドも歩けなそう。
ヘタすりゃ目玉焼き 焼けちゃうかも。
となると中止も致し方なし。
っていうか教室にクーラー設置しなきゃ無理でしょ この時代。
ハバネロ先生 小学校も中学校も高校も公立。
もちろんクーラーなし。
大学は私立だったけどクーラーない部屋も多かった。
ま 授業には出てなかったんでいいっちゃいいんですが それでも夏休み前の試験は暑かった。
その時とは時代が違う。
ずいぶん前から言われていた気候変動に対し 我々がな~んにもしてこなかった結果があの大雨であり この鬼暑であり ヨーロッパでのゲリラ雹なんでしょう。
先週 フランスのI.N.A.O(国立原産地名称研究所の略 ワイン業界の人間はイナオと呼んでます)が遂にAOCワインの葡萄畑における雹害対策用ネットの使用を許可しました。
ネットのあるなしでの葡萄樹への影響とか生育に対する影響などを調査してきた上で 特に影響を及ぼさない。
つまり ネットを使っても自然環境を歪めないと判断したってことでしょう。
近年 雹害が深刻になっていましたから現状に対応するためには必要な措置でしょう。
これでどこまで雹害を食い止められるのか?
ハバネロ先生には分かりません。
だってこんな感じですよ。
もちろん フランスのワイン造りの理念として畑全体を網で覆うなんて絶対にあり得ないわけですが...
ただ これでもかというほど雹に痛めつけられてきたドゥ・ムールはこの決定を歓迎しているようなので効果を期待したいです。
でもこれだけじゃ根本的な解決にはならない。
時代に合わない法律も野放し。
時代も世の中も人間の心持も変わったっていうのに 相も変わらず判例主義な我が国よりはマシですが。
ネットがなくて深刻な雹害が続くよりもネットでそれを防げればその方が助かる人もいる。
各教室にクーラーがあれば熱中症も防げるし 授業も快適に受けられる人もいる。
だけど 沈みゆく南太平洋などの島々を守ることにはならない。
これだけじゃダメなんだ。
滅びゆく生物や変わりゆく景色をなんとか守らなければ 雹ネットやクーラーの意味もなくなる さらなる過酷な環境がやって来ちゃう気がします。
これまでより ほんの少しでも地球環境のことを考えていかねばです。
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