みなさんなら雨の日にどんなワインが飲みたいですか?

今夜はいきなりのおまけ画像から。

サン・ダミアンの2011年 ジゴンダス ヴィエーユ・ヴィーニュ。

 

ローヌ南部のグルナッシュからなる上質なワインは熟成するとクローヴやシナモン ジュニパーベリーのようなスパイスさが感じられ 濃厚な果実味と相まって実に奥深い味わいとなります。

そういうタイミングで飲むとグルナッシュのイメージも変わる人も多いと思います。

 

さて今日は叩きつけるような雨の中 ニュイ・ブランシュに来ました。

とはいえスーツやちゃんとした仕事用の服で外に出なければならなに人よりはマシ。

なんせハバネロ 上下ワークマンのレインウェアにビーサンでチャリンコですから。

 

仕事用の靴は(といってもスニーカーなんですが…)ニュイ・ブランシュに3足置いてあるから可能なビーサン通勤。

ビーサンって歩き難いから好きじゃないけど土砂降りの時は助かります。

 

今日の予約だけじゃなく昨夜も予約がキャンセルになるはで静かな夜。

とっとと片付けも終わり4時前に帰宅できたんですが 朝4時過ぎに来るクリーニング屋さんを待つ。

その間にネットでフランスのワインサイトを見ていたら

雨の日に飲むべき20€以下の15のワイン

ってなタイトルがトップにあった。

 

なるほど。

ちょっと前まで少なくともパリは雨がちだったそうですし それでこんな記事を書いたのかな?

 

どれどれ。

と 見てみたら一番最初に紹介されていたのがサン・ダミアンのジゴンダス ヴィエーユ・ヴィーニュだった。

 

但しヴィンテージは2022年。

どう考えても今飲むには若い。

確かに飲めるけど 複雑性は感じないし熟したグルナッシュ由来の芳醇な果実味にしつこささえ覚える。

 

ちなみに2番目がル・クロ・デ・カゾーの2022年 ジゴンダス ラ・トゥール・サラジーヌ。

この造り手も持ってるよ 違うキュヴェだけど。

 

それにしても濃い果実味系のワインばかり。

なぜ?

 

と思ったら 太陽を感じられるワイン って観点で選んでたようで。

 

なるほどねぇ。

太陽 大好きだもんね あの人たち。

 

日本だと雨でジメジメしてるからスッキリ系ってなりそうだけど 雨の日に求めるものからして違うのね。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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