ツール・ド・フランスで巡るワインの旅 最終回
3連休明けの本日。
ツール・ド・フランスも休息日明け。
休息日といっても3連休なんてことはなく休みは昨日だけで今日から終盤5連戦が始まる。
そして明日から最大の山場を迎えます。
それを控え今日の第16ステージは平坦コース。
この後は軽めの山岳の第17ステージ含め 山岳ステージ4連戦。
最終日の第21ステージが今大会2度目の個人タイムトライアルという流れ。
今年は通常のパリ凱旋パレードレースと違い 最終日での逆転もあり得るけど その前の山岳4連戦で雌雄は決しているかもしれませんね。
ポガチャー 第13ステージでゴール前にスプリントに加わるなど調子良さそうだったけど ピレネーの山岳でのあの走り。
第15ステージでの勝ちっぷりを見ると今年は敵なしかも。
それだけに最終日を待たずに決定的なタイム差をつけちゃうのかな?
それはともかくツール・ド・フランスで巡るワインの旅も今回が最後。
この後の5ステージはワイン産地は通らないと思われる。
勝手に独り盛り上がってたこの企画もサヨ~ナラ~。
というわけで最後を締めくくるのはこちら。
ラ・グランジュ・デ・ペールの2008年 ヴァン・ドゥ・ペイ・ドゥ・レロー赤
大量生産型安ワイン生産地だったラングドックに彗星の如く現れたラ・グランジュ・デ・ペール。
故ローラン・ヴァイエが弟ともに葡萄だけじゃなく穀物栽培もしていた家族の農園を継いだのが1988年。
その後ドメーヌ設立前にコシュ=デュリやシャーヴ トレヴァロンなどで働いたとはいえ いきなりとんでもないものをこしらえちゃった。
少なくとも日本にも正規輸入で1994年ヴィンテージから入ってなかったかな?
(当時は簡単には売ってもらえなかった)
それくらいすぐに評判になっちゃったってことだし 実際に驚異的なワインでした。
個人的には1993年ヴィンテージ以降しか飲んだことないので初ヴィンテージの1992年はどんなもんか分かりませんが きっと凄かったんでしょう。
そんなローラン・ヴァイエが亡くなってもう3年ちょいなんですね。
ツール・ド・フランスの一団はアニアーヌにあるこのドメーヌのすぐ近く 蔵から僅か400メートルくらいのところを駆け抜けます。
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