フェンシング女子サーブル団体も銅メダル!ってことで。
開幕前に誰がここまでの躍進を想像したでしょう?
正直 世の中にはほぼいなかったとは思うけど 選手は強い決意を抱きオリンピックに挑んだのではないでしょうか。
スリリングで見ていて面白いけど早過ぎて目がついていけないのは歳のせいでしょうか?
そんなフェンシングは競技名こそ英語ですがフランス語の用語が多いことで有名。
プレイの開始の合図しかり。
ただ あまりに勉強不足で3つの種目の違いもはっきりと知らずにいました。
サーブルという種目だけ斬りもある。
あとは有効面の違いに過ぎない という誤った認識でいました。
なので例えば水泳でのレオン・マルシャンがバタフライと平泳ぎ そして個人メドレーで金メダルを取ったように 一人で複数の種目にエントリーして優勝しちゃうよう人もいるのかな? なんて思っていたんですが そもそも剣がそれぞれの種目で全然違うんですね。
初めて知りました。
Sabre の意味はサーベルなわけですが 種目名をカタカナで表記するとサーブル。
カタカナそのまんまでサーブルと言っても残念ながらフランス人には通じないけど カタカナ表記上はそう表すしかない。
フランス語の r の発音 カタカナにできませんからね。
ただこういう仕事してるとほぼカタカナのサーブルで通じる別のフランス語によく出合います。
生産者が畑の話しをする際に。
Sable サーブル。
砂 です。
〇〇の区画は△△の区画より砂が多くなる とか そんな感じで。
以前 異常なまでに密植した接ぎ木なしのシュナン・ブランからアンジュ・ブラン ヴィーニュ・フランセーズ・オン・フールというとんでもないワインをこしらえていたマルク・アンジェリでしたが やはり接ぎ木をしていないということでフィロキセラ(葡萄樹の根に寄生するアブラムシの一種)にやられてしまいました。
ただマルク・アンジェリはそれでも接ぎ木せずにワインを造ることをあきらめず フィロキセラが苦手とする砂地の土壌のグロロー・ブランでこちらのワインを生産しています。
2020年 レ・サーブル
1本しかないから試しに飲むこともできません…
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