マイナー競技ももっと取り上げてよ。

オリンピック。

テレビを点ければ否応なく目や耳に入ってくる。

歓喜あり 涙あり。

そして 涙には勝利の涙もあれば悔し涙も。

 

知り合いが出るわけでもないので特別に応援している競技もないのですが 勝手に注目していたのが馬術とフェンシング。

なぜかって会場が凄いから。

 

馬術は Le Château de Versailles ル・シャトー・ドゥ・ヴェルサイユ。

いわゆるヴェルサイユ宮殿!

フェンシングがシャネルのショーでもおなじみだし 2020年からの改装にシャネルも2.500万ユーロものお金を出した歴史的建物のグラン・パレ!

 

ルイ14世の時代。

王族や貴族のために多くの厩舎(馬小屋)が作られ今でもそれらが存在しているヴェルサイユ宮殿。

敷地は広いし緑もあって馬術競技にはもってこい。

 

逆にグラン・パレに関しては パリのど真ん中とはいえあのガラス張りの屋根でどうやってフェンシング(テコンドーもですが)するんだろう?

と 思っていたらガラスを布で覆ったんですね。

とはいえ ただ覆うだけではなく いい雰囲気に仕上げられていた。

さすがフランス。

 

あんな会場で競技できるのは今回以外ない。

それだけでも幸せだろうな~なんて思いから注目していたんですが どちらの競技もメダル獲得。

やはり選手はしっかり努力してきたということですね。

いわゆる 注目競技 じゃなくても。

素晴らしい!

 

総合馬術は硫黄島で散ったバロン西以来の馬術競技のメダル。

92年ぶり。

フェンシングの加納選手はあの身長差をものともしない俊敏な動きとテクニックで文句なしの金メダル。

 

ただテレビで流れるのはもはや柔道ではなく JUDO となってしまったジュードーとか体操そしてスケボーがほとんど。

 

総合馬術 メダルを決めた3日目の障害飛越だけじゃなくヴェルサイユ宮殿内を駆け抜けジャンプし水にも突入するクロスカントリーも見せてくれよ。

 

フェンシング 勝利の瞬間もいいけどあの会場の全体像を映してくれよ。

選手が入場する際のあの階段も。

 

チクショー。

テレビがダメなら YouTube だ。

が こちらも動画なし。

厳しいね IOC。

 

しょーがない。

我が国の公共放送のハイライトで見るしかない。

 

と 開会式さえサン・ルイ島の特設階段で歌ったレディガガまでしか見ていないハバネロは思ったのでした。

 

 

今夜のおまけ画像はフェンシング会場のグラン・パレ。

この階段から選手が登場する。

競技会場でこんな素敵なアプローチが取れるとはパリオリンピックだからこそ!

 

それと試合をアップで映されても分からない会場の全容。

素晴らしい雰囲気だと思いませんか。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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