昔と違ってその気になりゃすぐ調べられるのにね。

いつだったかな?

今年に入ってからだとは思うんですけど 亡きカール・ラガーフェルドが晩年住んでいた部屋が競売にかけられるというニュースを見ました。

 

とってもモダンな内装だった記憶があります。

具体的な場所は伏せられていたんですが その部屋の窓からの景色を見て あっ ここか!と思った。

 

で ストリートヴューで確認するヲタクなハバネロ。

そして断定。

怖い時代です。

もちろん 建物自体の場所が分かっただけで そのアパルトマンの何階かは不明なのですが。

 

そこは先週木曜からQRコードの通行許可証ナシじゃ住人ですら歩けないエリア。

オリンピックにおけるテロ警戒最重要区域。

地図上で灰色に塗られたゾーン・グリーズ。

開会式の特等席にもなるアパルトマン。

 

だから観光客もそのエリアに足を踏み入れたいのならフランス内務省のサイトでQRを手に入れなきゃならない。

持ってない人は警察なのか治安部隊なの分からないけどに進入を阻まれる。

それに対してブツクサ文句を言ってる観光客をニュースで見ました。

せっかく来たのに行きたいとこに行けやしない と。

 

ハバネロは言いたい。

昨日今日 決まったことじゃないですよ。

と。

 

そんなことずいぶん前から決まってたわけだし オリンピックの開幕を目前に控えたこの時期にパリに行くのに調べてない方がおかしいと思う。

でも我が国に来る外国人観光客を見てても思いますけど なんも調べないで来るって人 結構いますよね。

富士山に短パン&ビーサンで登ろうとする愚か者だけじゃなく。

 

日本人とのメンタリティの違いなんですかね?

だって旅行行くならいろいろと調べるじゃないですか。

向こう行って困らないように。

旅行を最大限に楽しめるように。

 

でも外国ってそうじゃない人 多いと思う。

 

楽しみに来てくれたのは分かるけど

ここは日本ワインがたくさん飲めるんでしょう? (いや 1~2種類しかないですよ)

えっ? 友達がそう言ってたよ。(誰だよ その友達って)

彼はファインダイニングで働いてるんだ。(だからどーした)

 

そもそも La Nuit Blanche という店名からして日本ワインが多い店と思うかね?

少なくともスマホで調べりゃものの数分で日本ワインの店じゃないって分かると思う。

友達が言ってたからってそれ鵜呑みにするんか。

肌身離さずスマホ持ってる割に。

 

日本ワインがグラスであれこれ飲めないなら帰る って 。

なんでこういう人のために席を取っておいたんだって思ってしまう。

悲しい。

残念。

帰るにしてもシャンパーニュ1杯だけでも飲んで帰るとかないんか。

 

確かに日本ワインに興味を持っている外国人の方は増えだしたなと思う。

特にアジアの人は。

ま アジアの人の方が調べて旅行する気はしますよ 欧米の人よりは。

 

休みの長さも違うからいい意味で行き当たりばったり的になりやすいんでしょうかね?

確かに自由気ままな旅行っていいですよね。

でも ある程度は調べないと望みは叶わないのでは?

 

 

今夜のおまけ画像

トアール・ワイナリーの2019年 ステラ・マリス ツヴァイゲルト・レーベ (店が暗くてエティケットよく分からない画像ですいません)

北海道のワインです。

あまりツヴァゲルトの心惹かれることはないのですが これはなかなか良いと思いました。

美味しいうちに売り切った方が良さそうな気がする クヴェヴリ醗酵クヴェヴリ熟成。

 

その日 すでにグラスワインのラインアップは決まっていたし抜栓後の変化が早そうだから ボトルならこれがあるけど って言ったけど グラスでいろいろ飲めないなら帰る ということでした。

 

いいよ いいよ。

違う人に飲んでもらうから。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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