いわゆるミクロ・ネゴスだそうです。
こないだ来たフランス人2人と国籍不明の人1人のグループ。
ま その国籍不明者は何度かニュイ・ブランシュに来てくれてる人で日本語しゃべれる。
ただ若干 微妙な日本語ではあるんですが こっちもそんなレベルのフラ語。
ましてや英語は悲劇的笑
でも予約者自体は国籍不明者ではないと思われフランス語だった。
なのでフランス語で接客していたんですが
Rouge. Vendange entière.
C'est tout.
Alors , qu'est-ce que vous nous conseillez ?
(赤。全房醗酵。以上。さぁ 何を薦めてくれるの? ってな意味)
なんて言われたら この人たち結構な猛者だな って思いますよね。
自分自身は この生産者は全房醗酵だから ってな感覚でワインを買うってのはないです。
全房醗酵だから絶対にこういう風味がある とは思っていないし 美味しいワインかどうかは全房醗酵どうこうじゃない。
やはり生産者の力量が何よりも大切。
とはいえ お題が全房醗酵 ですからね。
何がいいかなと考えた。
わざわざ 赤で と言うってことは マセラスィオンした白 いわゆるオレンジワインはイヤってことなんだろうな。
分かる ハバネロもいいなって思えるものほんの僅か。
それで決してブルゴーニュに限定してるわけじゃなさそう。
ってことで
イ・ヴィニェーリの2006年 エトナ・ロッソ
ルネ=ジャン・ダール・エ・フランソワ・リボの2005年 クローズ・エルミタージュ赤
プリューレ・ロックの2005年 ル・クロ・デ・コルヴェ
の3本を持って行った。
結局 選ばれたのはクロ・デ・コルヴェだったのですが なんとビックリ。
1人はブルゴーニュの超有名クルティエで もう1人は自分は知らなかったのですがワインの生産者。
こういう人が登場してたんですね。
調べてみたら注目の造り手さんのようですが 生産量が少なくてなかなか手に入れられなそう。
気になる。
飲んでみたいなぁ。
ってことで本人に聞いたらインポーターを教えてくれた。
全く知らないインポーターを。
完売かもしれないし いきなり欲しいって言っても売ってはくれないかもしれないけど ダメ元でトライするしかない。
だって飲んでみたいんだもん。
今夜のおまけ画像
その時出した
プリューレ・ロックの2005年 ニュイ・サン・ジョルジュ 1級 ル・クロ・デ・コルヴェ
自分でも2005年が残っていてビックリなんですが やはり2005年のデキは素晴らしいですね。
そう 2010年ヴィンテージまではヴィンテージの差こそあれどいいなぁと思うことも多く 好きだった。
それ以降はバクテリゼ多発。
ここ数年なんて価格も含めてリスキーで試すこともなくなってしまいました。
正直 アンリ=フレデリック亡き後 以前のような綺麗なナチュラルワインに戻っているとは思えないし 汚染の恐怖もある。
とはいえ飲めるものなら飲んでみたい、
誰か飲ませてください。
なんちゃって。
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