気候のロシアンルーレット。

今シーズンすでに何度か耳にした 最強寒波 の影響で日本海側などでは大雪。

というか長時間ゲリラ雪って感じでしょうか。

降る量が以前よりも暴力的なわけですから。

 

それに比べれば東京は今回は寒いっちゃ寒いけど楽勝。

だって最低気温だって氷点下ってこともなく昼夜の寒暖差が少ない分 寒いとはいえ過ごしやすい。

 

昨日のスィルヴァン・パタィユ来日試飲会&セミナーでもこの昔と変わってしまった気候に対する対策をスィルヴァン本人が語っていました。

フランス語で Le Changement Climatique (ル・シャンジュモン・クリマティック)。

日本語にしたら 気候変動 なわけですし日本でもその言葉を聞いたり見たりすることもなくはないけど 大概この国では 温暖化 という言葉が使われている。

 

それが大きな誤解を生んでいると以前から思っています。

だってこの大雪だって日本海の水温が以前より高くなってしまっているから 寒気に対し多くの水蒸気を供給しちゃうからのようですし。

以前は しとしとと降っていた 雪は今や狂暴化。

でも逆に全く降らない日は以前より増えている。

 

ヨーロッパや北米のスキー場が冬になって全然雪がない なんてなったりしてるけど 年によっては日本でもそういいことが起きたりする。

 

振れ幅が大きくなる。

雨にしても 乾燥にしても 雪にしても それが気候変動。

 

命に係わる問題だと認識しないと大切なもの大切な人を失ってしまう。

とは思いませんか?

 

もちろん 大雨も山火事も大雪も昔からあったことだけど こんなにモンスター級じゃなかったと思いませんか⁇

 

 

今夜のおまけ画像

アレクサンドル・バンの2009年 プィイ・フュメ

あれはいつだったんだろう?

まだ10年はたっていないかな⁇

 

フランスのテレビの討論番組で ナチュラルワインとは何ぞや みたいな企画があって

司会者が

今日はナチュラルワインの専門家である二人のアレクサンドルをお迎えしています~

ってなことを言って このアレクサンドル・バンとアレクサンドル・ジャン(2011年 フランス ソムリエ・オブ・ザ・イヤー)がそれぞれ生産者とソムリエという立場からナチュラルワインについて語ったりスタジオのコメンテーターに説明してたりした番組を思い出します。

ほぼ理解できてませんでしたが 仲良くしてるアレクサンドル・ジャンが動画のURLを送ってくれたので何度も見ましたね。

 

徐々に エクストレーム・ヴァン・ナチュール(ハバネロの造語)になってしまい 仕入れることもなくなったアレクサンドル・バンですが こないだ自宅のフォルスターの中で発見。

そういえば残糖多くて酸も少ないからこりゃしばらく出せないなと保冷バッグに入れて持ち帰ったことも思い出しました。

 

とても暑かった2009年。

さてどうなったかな?


La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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