ストロベリームーンな夜

今夜 まもなくストロベリームーンらしいです、

雨こそあがったものの東京でも見られるんですかね?

 

ビルに囲まれていては見られない低い位置。

高いところに行くか東側が開けた場所じゃないと無理でしょう 仮に雲が消えても。

 

ま こちらは見られるわけもなく地下で地道に営業です。

 

 

今夜のおまけ画像

マルセル・ダイスの2005年 アルザス・グラン・クリュ アルテンベルグ・ドゥ・ベルグハイム

13品種の混植混醸。

後からブレンドするのとは訳が違う。

これこそテロワールを表現するという考え。

 

テロワールの表現を語る生産者は数多いますが その多くは SO2を添加しない ということや醸造で手を加えないということがその根拠であることが多い。

 

でも SO2なしで人間の適切な導きもないワインから醸された 例えば揮発酸が多いワインのどこにテロワールが存在するでしょう?

どこの畑 どの葡萄品種でも醸造的に 失敗 すれば揮発酸に支配される。

 

マルセル・ダイスの考えの方がはるかに真っ当。

 

今年の1月に手に入れたアルザス最南端 真南向き 最大斜度60度越えの超急斜面のグラン・クリュ ランジェンではどのようなワインを造るのか?

興味が尽きません。

 

他人から畑を購入した場合 まず問題となるのが前の生産者が使っていた残留農薬などの問題。

実際ウンブレヒトもグラン・クリュ ソンメルベルグを手に入れてから最初の3年は前の所有者によってダメージを負った畑の回復に費やし それからようやく植え替え。

初リリースまで取得から9年を要した。

 

ただランジェンに関してはそこまでの心配はないでしょう。

1993年には所有者間の総意で殺虫剤の使用を止めコンフュズィオン・セクスュエルを使うようになったくらいですからね。

数少ない所有者の中にはウンブレヒトもいるし あそこで農薬使うって無理っぽい。

 

元々植わっていたのはリースリング ピノ・グリ ゲヴュルツトラミネールの3種だけどダイスはここでも混植混醸するのかな?

新たな品種も加えて。


La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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