赤い村 コロンジュ・ラ・ルージュ。

前日の夜にブリーヴ・ラ・ガイヤルドのレストランでサーヴィスの若い女性にオススメしてもらったコロンジュ・ラ・ルージュ。

ちょうどこの日は具体的に予定を決めてはいなくて 最終的に宿泊地のオルレアンに辿り着けばいい。

リモージュでも寄ってみようかなと思ってもいましたが せっかくいただいた縁。

ってことで行ってきました。

 

オルレアンまでブリーヴ・ラ・ガイヤルドから車で4時間弱。

でもホント早起きしちゃうんで寄り道というか多少 逆方向に行っても問題ない。

 

日が昇る前に目覚めてグーグルで駐車場をチェック。

コロンジュ・ラ・ルージュに無料駐車場はなし。

 

その駐車場がちょっと変わっていて 入口のゲートでチケット出ないんですよね。

 

これでいいの?

 

と思いつつ車を停めて村の入り口方面へ。

そこに出口のゲートがあってその外にお金を支払う機械が。

横に説明書きがあって 車に戻る前に自分の車のナンバーを入力して料金{一律5€だったか4€}を支払うように書いてあった。

 

なるほど。

チケットなしの仕組みなのね。

 

と理解して歩きだしたらフランス人に話しかけられる。

 

ここチケットなしでいいの?

 

車に戻る前にナンバーを入力してそこで支払うんだって。

 

ありがとう。そうなんだ。

フランス語 話すんだ。

あなたたち中国人?

 

残念ながら違います。

日本人です。

 

やっぱり間違えられるといい気はしない。

それが彼の国だからじゃなく 日本人としての誇りがあるから。

だからこういう時はこう付け加えます。

 

日本人と中国人ってフランス人とドイツ人くらい大きな違いがりますよ。

 

あぁ ごめん ごめん。

ところでなんでここに来たの?

 

昨日 ロカマドゥールに行った後にブリーヴ・ラ・ガイヤルドに泊まったんだけどその時にここを薦められて。

 

マジか!ロカマドゥールにも行ったんだ。

じゃ グゥフル・ドゥ・パ〇▽■は?

 

えっ? なんて⁇

もう1回言って。

 

と iPhone に入力しようとしたら彼のスマホで見せてくれた。

 

なんでも地下に100メートルくらい潜る洞窟だそうです。

それも垂直に100メートル。

 

凄い!行ってみたい!

 

あとサン・シル・ラ●△◇もいいよ。

 

サン・シルなに?

 

これまたスマホで見せてくれたんですが 綺麗な村なんです。

取り敢えず自分の iPhone にも入力して

 

教えてくれてありがとう。

この辺に住んでるの?

 

トゥールーズだよ。

 

えっ。トゥールーズは2泊したよ。

 

いいところだろ?

 

うん また行きたいよ。

 

なんてやりとりしてバイバイして歩き出す。

グーグルマップで調べるとグゥフル・ドゥ・パディラックもサン・シル・ラポピーもコロンジュ・ラ・ルージュよりかなりトゥールーズ方面。

さすがにその日に行ったらオルレアンに辿り着く時間が遅くなっちゃう。

いつかまた南西部来た時に行ってみよう。

 

さてここが村の入り口。

観光客の車での乗り入れはできません。

驚きの赤い村。

ちょっとビックリ。

マジで赤い。

ずっと快晴だったけどついにどんより気味の空。

ただ この後 オルレアン方面に向かっている時から強い雨だったからまだマシ。

飲食店もあるけど時間が早くてまだ営業していない。

ブリーヴ・ラ・ガイヤルドからバスが1日2~3便という不便さながら年間70万人もの人が開訪れちゃってオーバーツーリズム状態だそうです。

吉幾三の村よりマシだけどバスが1日2~3本って…

こんなところがあったんですね。

ツールドフランス・ファムのルートだったようです。

かつてはロカマドゥールへの巡礼者の宿泊地だったコロンジュ・ラ・ルージュ。

綺麗な小さな村でした。


La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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