コルクを抜くって結構な負荷がかかるってことみたい
人それぞれの好みがあるとは思うけどけど 個人的にはシャトー・ラギオールが断然 好きです。
今でこそもっと高額なブランドも出てきたけど 90年代に登場した ザ・高級ソムリエナイフ の代名詞。
持った時の柔らかいフィット感が気に入っています。
もっとシャープな金属だけでできた持ち手に厚みのないもので手荒れの最盛期に抜栓すると血が噴き出しかねません。
ホントです。
実際に経験しています 遠い昔に。
手になじむ丸みを帯びた太めの持ち手とこの曲線がアカギレにも優しい。
ただ なんだかんだで消耗品。
日々 何本もコルクを抜いていれば画像のようにスクリュー部分がヘシ折れたり 根元から取れてしまいます。
若かりし頃はこのソムリエナイフを買うだけでもちょっとした清水ダイヴ。
それだけに抜栓の際に折れてしまった時の落胆たるや。
とはいえ それで安い別のもので凌ごうとすると やはり違和感が否めず無理してでも再びシャトー・ラギオールを買い求めるって感じでしたね。
そうして 高価なソムリエナイフではあるけど所詮は消耗品なんだ という感覚になっていく。
リーデルがより儲けるために様々な種類のグラスをリリースしたのと同様 数年前から シャトー・ラギオールのラインナップ も激増。
そんなわけで バカ高い意味不明なモデルは別として柄の部分の素材もいろいろなものを使いました。
最初の画像の水牛の角(ブラウン)が一番多いかな。
次いで水牛の角(グラン・クリュ ブラック)。
折れた画像のオール・ステンレスやグラン・クリュ レッド・オーク・バレルにオリーヴ・ウッド。
恐ろしく強度のなかったメープル・ウッドは二度と買わないけど。
そんなシャトー・ラギオール。
この間 日本屈指のウンブレヒト好きのS々木くんに 2006年のリースリング クロ・ヴィンズビュールを開けようとしてスクリューがバキっ。
何年かぶりにダメになっちゃった。
しょうがないよね。いつかはこんな時が来る。
でもね 消耗品といってもとっても頑丈に作ってあるんですよ 本当に。
そんなソムリエナイフですら数年で壊れるわけですから 20数年コルクを抜きまくってきたハバネロ先生の手だってボロボロになるってもんです。
14連勤のさなかに右手親指の地獄の腱鞘炎が再発...
ここ2年くらいかな?
あまり重症化せず軽度の痛みで済んでいたんですが。
治療法は患部を安静にすること?
そいつは無理な相談だな。(白い巨塔 平成版 第20話の財前教授風)
だって普通に生きてるだけで何かしら使っちゃうんだもん 利き手の親指って。
ステロイド注射は避けたい。
ゴッドハンドによる針しかない気がする。
でも そんなゴッドハンド どこにいるんだろう?
どなたか知りません?
箸を持つだけでも痛いんで徐々に痛いのに慣れてはきたけど。
ま あと今夜を入れて3日だし 頑張るしかない。
今夜のおまけ画像
2016年同様 4月の霜で壊滅的被害を受け 自分たちの畑からは葡萄をほとんど収穫できなくなったドゥ・ムール夫妻が友人から分けてもらった葡萄で醸した2017年のシャブリ。
抜群に美味しい。
みんな自分でやらずドゥ・ムールに造ってもらえよ! と言いたくなっちゃうほど圧倒的。
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