遠回りしてもいいらしいですよ 信じた道を行くなら

また復活して欲しいけど 氷室さんが東京ドームで歌ってからもうすぐ4年でしょうか。

その時 長くロスに住んでいる氷室さんが日本の現状に対し

石につまづいた人にみんなで石をぶつけ(たぶんベッキーの不倫騒動) 金銭的な成功だけをもって勝ち組だ負け組だという社会になってしまった というようなことを語り その後の

" でも 昔はもっと美学ってものがあったんじゃねぇか??? "

という言葉を心から格好いいと思いましたし 勇気をもらいました。

 

実際 儲けたもん勝ちな世の中です。

飲食店だって食べログで高得点を得てそれを維持する仕組みと食べログで高得点の店に盲目的に通う多くの人がいることを巧みに利用して儲けてる店もある。

 

でも自分にはできない。

ただただ儲けたくてやってるわけじゃない。

だから 断固 売らない時もある。

たとえどんなに大金持ちの人がそのワインをオーダーしようが その人が飲んでしまったら造り手が可哀そうだと思うような人とか ワインが無駄になると思った場合には。

商売の上では間違ってるかもしれないけど 魂を売って仕事はできない性質だから。

 

マスクの転売がようやく規制されるようです。

時代が変わってるよね。

そこまでして儲けたいのかよ と思う。

やってることはダフ屋でしょ。

それに対し政府はホント対応遅過ぎ。

 

でも 本質は違うと思うんです。

マスクの転売が悪いわけじゃない。

不当な価格で転売することが悪いだけ。

実際 買い過ぎちゃって余っちゃってる人は妥当な価格で売ったっていいわけじゃないですか。

 

古き良きってのが一体いつなのかは分からないけど そう表現されるような日本人の美しさとか美徳って完全に失われてしまったのでしょうか?

もう取り戻すことはできないのでしょうか??

 

 

今夜のおまけ画像

これは正直 売り物じゃないのですが。

というか 熱烈にこれを飲みたいとずっと言ってくれていたS藤くんのために4ヶ月ほど前に倉庫から出したイヴォン・メトラの1999年 フルーリーです。

僕の宝物。

共感できる人 このワインの意味を分かる人にしか飲んで欲しくない。

だからS藤君です。

彼ほどワインと真剣に向き合ってる人はいないと思うから。

 

自然派ワインというだけで何を飲んでも たとえグー・ドゥ・スリ(要は汚染)が出てても大喜びの人たちなんかには澱すら絶対にあげません!

だってそれじゃぁワインが無駄になっちゃうから。

 

イヤな人間でしょ。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

0コメント

  • 1000 / 1000