いくつか共通するものがあるのです。

世界企業のユニクロとジリーヌ・サンダー女史のコラボ +J が先週の13日の金曜日についに発売され 大至急 転売ヤーの餌食になっているってなニュースを今朝 目にしました。

実際どうなんでしょう?

実入りも少なくなりマスク以外の身に着けるものを買えない今年。

見るだけでも見てみたいと少しワクワクして発売を待っていました。

で 昨日 ユニの銀座店に行ったのですが激込みってこともなく商品も潤沢にあるようでしたけどね。

 

結局 何も買わなかったのですがシャツのデザインは秀逸ですね。

切り返しを巧みに使ったさすがのデザインで3.980円だったか。

安過ぎでしょ。

ホント あれじゃぁ誰もが買っちゃうよ。

40代後半の男として パッと見てユニってバレちゃうのは無駄なプライドが許さなかった。

買ってから10年ぐらいそのまま取っておいて世の中から忘れられた頃に着ても大丈夫なデザインだとは思うのですが オーバーサイズな服ってあまり好みじゃなく断念。

ともかく ニッケのウールを使ったジャケットやパンツにしても転売ヤーが提示する10万越えの価値は全くないと思います。

まぁユニ側も転売ヤーの思うがままにさせないために発売を遅らせストックを作ったのでは? とも思いますが どうなんだろう?

 

初めてジル・サンダーの服をこの目にしたのは大学生になったばかりの頃の1993年だったはず。

新宿のサンクチュアリとも呼ぶべきバーニーズ・ニューヨークでした。

 

そのミニマルなデザインと上質な素材感に衝撃を受けましたが いかんせん高根の花。

もちろん ずっとデフレな日本と違ってヨーロッパのハイブランドの価格は当時よりも跳ね上がっているんで今思えば安いともいえるのですが さすがに簡単に手が出せるものではなかった。

仕送りもらいつつバイトもガンガンしていたんでその後 ダイヴ・オフ・キヨミズして買えた時の興奮たるや!

(たった一着ですが。)

 

ワインとファッションは少なからず似ているところがあると常々思っています。

無駄を削ぎ落し本質と造り手のセンスを感じる作品。

ワインでも服でも派手でインパクトしかないものよりそういいものに惹かれます。

 

 

今夜のおまけ画像

デュ・カイユの2004年 シャトーヌフ・デュ・パプ

まだ若さも感じますが飲み頃ですね。

シャトーヌフのパワフルな果実味に熟成由来の複雑なスパイス感。

月の輪熊の赤ワイン煮込みですね このワインは。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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