今シーズン最後の
1月に入荷する予定だったアルバの白トリュフは緊急事態宣言とともに消え去りました。
多くの飲食店がまともに営業できない状況で空輸しても売残り大赤字となるだけ との業者さんの判断から。
っていうか雷鳥にいたっては今期ゼロ...
少なからず Covid-19 の影響があったわけです。
輸入ジビエが入らなくなった時点からずっと日本で捕れた野鳥を使ってきましたが ついに狩猟期間も終わり最終入荷と思われる野鳥が長崎からのカルガモです。
もう終わりかぁ…
なんか早いなぁ。
ちょっと寂しいよ。
(エゾ鹿や猪など四つ脚ジビエは今後も入荷してきます。)
ハバネロくんが小学生だった頃 三井物産のビルの池から皇居のお堀へのヨチヨチ歩きの引っ越しが話題となったカルガモですが 日本で確認される30種ほどの鴨の中でも数少ない渡り鳥じゃない鴨。
秋から冬にかけてシベリア辺りから渡ってくる真鴨とか尾長鴨とは違ってずっと国内にいる。
また鴨の中でも農作物を食べちゃう害鳥でもあるんで駆除されたものがまた入ればとは思っていますが おそらくこれが今シーズン最後の野鳥です。
ジビエの中でも野鳥は一羽の全てをお皿に表現してナンボだと思っています。
だから全てを使って一皿を仕上げる。
心臓やレバーなどを裏漉しした濃厚なソースですが細かく刻んだ黒オリーヴが程良いアクセントになっています。
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