こないだは土用の丑の日でしたね。

それででしょうか。

某ドキュメンタリー番組で九州の有名店の親方が出てましたね。

へぇー って感じで冷めて見てましたが。

 

鰻ってたまに食べたくなる。

タレでもいいけど塩と山椒で白焼きってのも好き。

でも関東風って言うんですかね。

蒸したものは個人的には論外ですし 同じ考えの方もかなりいると感じます。

 

蒸さなくても上手に炭で焼けば中は柔らかい。

外側はバリっとしてて超美味。

蒸した鰻が当たり前の人は銀座 小十で鰻を食べたら概念が変わると思いますけどね。

 

とはいえ小十は鰻専門店ではないので鰻だけを食べに行ける店ではない。

まだ銀座8丁目で遅い時間は単品オーダーもできた時代と違っておまかせのコースしかない。

それはそれで美味しいのですが 鰻が食べたい! って行ける店とは違う。

 

まだ実家が存在していた頃は日曜に新幹線に乗って日帰り帰省して 晩御飯は金山の三福という家族でやってる鰻屋さんで鰻と日本酒を堪能して帰京するってこともあったんですけどねぇ。

東京にも地焼きの鰻屋さんはあるようですが 日曜はやっていなかったり 名古屋の有名店が東京の商業施設内に出店した 一般論的には確実に本店での満足度がない可能性の高い店だったり。

 

三福ってホント昭和なんですよねぇ。

昭和といっても終戦直後的な感じでしょうか。(当然 知りませんが)

いい意味で古くてボロい佇まい。

 

で 時間がかかる。

例えば名古屋の超有名店だとまだ店内に入れず外に並んでいる段階の自分の鰻がもう焼かれているわけです。

だからそんなに待たずに出てくる。

 

でも三福はオーダー決まってから捌いて それから炭で焼いて って店なんで凄く待つんです。

子供の頃はイヤでしょうがなかった。

退屈ですよ。

ジュースとか飲ませてもらえない家だったし。

 

ただそれが大人になると実にいいんです。

ビールでノドを潤し季節の食材を使ったつまみと地元の至宝 九平次とか義侠を飲みながら焼き上がりを待つ。

ほろ酔いで食べてるからじゃなく 鰻もホント美味しい。

鰻って大人のためのものだったんだ って思いましたよ。

 

東京にそういう店あるといいんだけど。

日曜やってるとこ どなたか教えてください。

 

 

今日のおまけ画像

ラ・パルセルのゼロ・ドゼ

ピノ・ムニエ100%。

生産本数 1.500本。

たまにしか飲めない というか たまに飲みたくなってもまず飲めません。

ただ期待は大きい。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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