エレガントなブルゴーニュは今年も望めそうにないですね。

昨夜は零時頃で打ち止めかと思ったのですが さに非ず。

久しぶりに結構ニュイ・ブランシュな夜でした。

 

その中に1人 ニュイ・ブランシュとは縁がないブルゴーニュの生産者がいたのですが とっても面白いおっさんというか爺さんでした。

雨不足と高温(ちょうど息子に電話して昨日の状況を確認してましたが 午後の気温は31℃)という問題は抱えながらも その分 病気や害虫のリスクは減り また彼の畑はまだ今のところは雹の被害にも遇っていないそうです。

 

ちょうど一昨日にシャトーヌフ・デュ・パプのクリストフからメールが来てちょっとやり取りしたんですが クリストフのところはすでに2回 激しい雹にやられたそうです。

France2 見て心配してたんですが…

 

カナダの異常な山火事といい気候変動の影響が年を追って大きくなってきています。

 

少しでも自分にできる地球に優しことをしていきたいですね。

 

 

今夜のおまけ画像

モメサン1992年 クロ・ドゥ・タール

外国人のお客様に 熟成してるけどでも熟成し過ぎてないブルゴーニュの赤をいくつかオススメしてと言われて あれやこれやとオススメしたんですが どうやらずいぶんとリッチな方のようで 1級などいらんから特級 との仰せ。

 

その中にこれもあったし 強く奨めたんですが受け入れられずでした。

 

めちゃくちゃ華やかな香り プラス 包み込まれるようなしなやかな果実味なんですけどね。

 

逆にラッキー。

 

クロ・ドゥ・タールって過小評価されてるワインの一つだと思いますね。

自分の経験は1950年代のヴィンテージからだけど とんでもないものに幾度と出会いましたから。

知ってる人だけが楽しめる。

そういいものが少しはあっていいのかもしれませんね。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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