造る人が代われば出来上がるものは違うってのはワインも同じですが。
日の出の時間が遅くなり いいことなんですがヘタすりゃまだ暗い時間に自転車こいで帰宅って日も稀に出てきました。
朝の帰宅ルートは電通通りの信号が赤じゃない限り GINZA SIX の前を通ります。
もちろん 電通通りを渡れても中央通りを渡れなければUニクロ側を通ってからプラダの前を通って和光を眺めながら晴海通りで右折となるのですが。
長く工事していたのが遠い昔のような GINZA SIX。
ディオール セリーヌ サン・ローランと天才エディ・スリマンが関わるブランドが三つ連なるのは偶然でしょうか。
ようやく秋の深まりを感じ出した今月の半ばくらいからでしょうか。
そのセリーヌのウインドウについにエディ・スリマンの新作バッグが並びだしました。
フィービー・ロスなる言葉もセリーヌ大好き女性の間では存在しているそうです。
なるほど。確かにそうでしょうね。
もちろん こうなることは分かっていた。
エディ・スリマンが後任と発表された時から。
でも あのバッグを見たら覚悟をしてた人も喪失感が募るでしょうね。
ロゴからアクサン・テギュも取っちゃう 新生セリーヌ。
表参道の店舗はずいぶん前からリニューアル工事だそうです。
オートクチュールに加え メンズのプレタポルテもやるそうですからねぇ。
セリーヌのメンズラインですか。
それもエディ・スリマンの。
でも結構 お腹いっぱいかも。
ほぼ注目されていなかったディオールのメンズをあそこまでステイタスに押し上げたエディ・スリマンですが かなり見飽きた感は否めない。
サン・ローラン時代よりチンピラ感はないけど 基本ずっと一緒だしね。
なんて言ってたくせに ハバネロ嬉々として着ちゃうって…ないな たぶん。
どーせ高くて手が出ない。
いろんな店舗をリニューアルして ブランドロゴも変えて。
そんなに投資するならLVMHはセリーヌはフィービーの世界観を巧く継承できるデザイナーに任せ 別でエディ・スリマンってブランドやればいいのにって正直 思ってしまいます。
どのブランドでも結局 エディの世界 なんだし。
エディ・スリマンがディオールで成し遂げたこととは違うけど フィービー・フィロが築き上げたセリーヌの世界もとんでもない価値があると思うんですけどね。
そんなこといいつつ 久しぶりにディオールのシャツ着をてみると それはそれで気持ち揚がるんだよなぁ。
着心地は決して良くないんですけどね 首にグレーのラベルが当たってチクチクする。
世の中にはもっともっと上質なものってあると思うけど プラダとかジル・サンダーで時に感じる 素材の次元が違う って感じもない。
でも着る人を選ぶだけに着れる喜びもある。
とはいえ自分も結局 ドメーヌ・ルロワ買収なんて噂の出ちゃう 金の亡者 LVMHを儲けさせてるだけのミーハーなのかなぁ。
お酒では儲けさせてはいないけど。
今夜のおまけ画像
シャトー・ドゥ・ベリュ というかアテネ・ドゥ・ベリュの2016年 ヴェルマンティーノ
ドゥ・ムール同様 遅霜で壊滅的被害を被った2016年はドゥ・ムール同様なのかは分かりませんが このシャブリの造り手も買い葡萄でこしらえたキュヴェがある。
ブルゴーニュ シャルドネは日本にも入ってるようですが ヴェルマンティーノは入ってないかもしれませんね。
ドゥ・ムール以外にシャブリを飲むならこの人って思うんですが レアなヴェルマンティーノをフランスで買ってきました。
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