2008年以来だったのね。

ボストン・セルティックスが史上最多の18回目のNBAファイナル制覇。

って数日前の話しですが 昨日たまたまレイ・アレンがファイナル第4戦に合わせて来日していたと聞き プレイオフの途中から見なくなったNBAのことをチェックしてみました。

4勝1敗。

セルティックスはカンファレンス・ファイナルもスイープ(4連勝)。

強いチームだ。

 

それはともかくレイ・アレン。

個人的にはスパーズとのファイナル第6戦 残り数秒。

3点ビハインドから起死回生の同点スリーポイント・シュートが何よりも蘇るのですが セルセルティックスには5シーズンくらいでしたっけ?

活躍してましたね。

 

なんて考えてたらふと思った。

セルティックス18回目の優勝といっても最後に勝ったの相当前じゃない? と。

 

で調べてみたら2008年以来のファイナル制覇でした。

開業したばかりだからファイナル見る余裕ゼロだったなぁ。

ま そりゃそうですよ。

最初はヒヤヒヤです。

それまで10数年この仕事をしてきたとはいえ。

 

今年のNBAファイナルも全く見てなかった。

それは見る余裕ゼロってことじゃなく肩入れしてるチームが途中で敗退しちゃったし ドンチッチのプレーってなんか好きになれないし。

ファイナルMVPはジェイレン・ブラウンだったけど来年はジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)の更なる活躍に期待したいハバネロです。

 

カタカナだと名前 似過ぎ。

 

 

今夜のおまけ画像

セルティックスが2008年以来のNBA制覇ってことで

レ・フィス・ドゥ・シャルル・トロッセの2008年 ヴァン・ドゥ・サヴォワ プレスティージュ・デ・ザルパン

 

ワインスクールに通われた真面目な方々は

 

どこの産地ですか?

 

サヴォワです。

 

あっ ジュラ・サヴォワのサヴォワね。

 

となります。

 

哀れな勘違いを生み出す最大の原因はそういう括りで授業をしていること。

真面目なスクール出身者には申し訳ないけど ジュラとサヴォワじゃキャラクターが全然違うのです。

隣り合うマイナー産地だからって一緒くたにするのは良くないと思うし そんな授業は信じない方が身のためです。

ラングドックとルスィヨンも別物だし。

 

そもそもサヴォワやジュラに関して詳しいソムリエやスクール講師がいるのかという問題もある。

これまでサヴォワには6回くらい行っているとはいえ自分自身も含めて勉強不足なのではないでしょうか。

 

ハバネロが初めてサヴォワの地を訪れたのは23年前。

そこでレジェンド ミッシェル・グリザールを知ることになった自分は相当 幸運だったと思います。

その時分けてもらった1998年のモンドゥーズ プレスティージュはずっと大切に取っていて 開業2年目か3年目に開けた。

本当に素晴らしかった。

ピノ・ノワールとは違うけど華やかで厚みのある柔らかい果実味。

心地良いタンニンとスパイシーさ。

幸福感ハンパない。

 

サヴォワのモンドゥーズって凄い葡萄ですよ。

ただし忍耐が必要。

それは同じくサヴォワの凄い白品種であるアルテスもそうですが。

 

もちろんSO2不使用だったり極少量添加のみで造られた 早飲みするしかない モンドゥーズもあるにはある。

でも違うんだよなぁ。

満足度が月とスッポン越え。

いい生産者のちゃんと熟成を考えて醸されたモンドゥーズはその時が来たらとんでもないことになります。

 

このワインも飲み頃を迎えました。

日本で飲めるところは他におそらくないでしょう。

それは決してドメーヌ・ルロワのミュズィニのように生産量が少なく いくら高くても手に入れると血眼になって探してる人が世界中にいるからということではなく その本当の価値を知る人が日本にいないから。

もちろんこれだって生産量は少ないですが その気になれば手に入るし高くない。

でもその素晴らしさを知らないソムリエばかりだから輸入されていない。

 

もったいない。

熟成したコンディションの良いドメーヌ・ドゥ・ラ・ロマネ・コンティを味わえるのは極上の幸せです。

が それに匹敵する幸福が味わえるワインが僅かですが存在しています。

これだけじゃなく。

 

偏屈で口コミ最低。

でも正直な気持ちでワインバーをやっているだけに こういうワインで真の意味でワインの奥深さを伝えられたらと思っています。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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