花粉に苦しむ間に あれからもう一週間なんですね。
まさかの大激震。
あれからもう一週間なんですね。
イタリアはトスカーナの 言葉では形容し難い程に偉大な造り手であるジャン=フランコ・ソルデラの訃報がワイン界を駆け巡ったのは先週の土曜でした。
そして今週の火曜日にはモード界の巨匠 カール・ラガーフェルドまでも...
ガブリエル・シャネル亡き後 冴えない時代が続いた(らしい)シャネルを文句なしのラグジュアリーブランドの女王に押上げたカール・ラガーフェルド。
その類稀な才能ゆえ 今もなおその地位は揺るぎないものとなっていたのですが…
先月末のオート・クチュールのショーのフィナーレに登場しなかったんで 体調 優れないのかなぁ? とダイジェストを見ながら思っていたんですが...
数える程しか飲んだことのないジャン=フランコ・ソルデラのワイン。
それゆえ その究極の姿を自分はまだ知らない そう思います。
チャンスがあるなら…
とは思えど 簡単に手に入るものでもないし 非常に高価なワイン。
でも いつかその高みを見てみたい。
先月末にラシーヌ社の合田さんたちが蔵を訪問した際の話では 昨年10月に心臓の手術をしてだいぶ痩せられたけど相変わらずお元気だったとのことでしたが…
残念でなりません。
シャネルは正直 縁がないですよ。
(金儲けのための?)男物もなくはないけど レディース・ブランドですからねぇ。
一度も買ったことはない。
ってそもそも簡単に買える価格じゃない。
あ Fェンディはこのところ人気だけどほぼスルーです。
シャネルの軽やかさはエアリーだと思うけど Fェンディだと人気するのも分かるけど悪気はないんだけど 単に軽いだけ と感じちゃう。
ご自身のブランドもどこにショップあるのかも知らない。
そんなわけでカール・ラガーフェルドといえばやっぱシャネルってイメージ。
飲んでも飲んでも なかなか理解できない奥深いワインもあるとはいえ ワインはまずは飲まなければ始まらない。
それと違ってファッションは身に付けなくても見れば分かる部分もある。
もちろん着心地というものは実際に着て それも試着じゃなくて実際に身に着けて出かけてみたりしないと分からない。
でもハイファッションは着心地なんて無視の部分もありますよねぇ。
エディ・スリマンがセンセーションを巻き起こした時代のシャツだって首元の小さなサイズラベルがチクチクするけど とんでもなくカッコイイから評価されたわけです。
仕事柄というのか並木通りのシャネルの前は結構通って帰るし その時は必ずウインドウを覗いて通り過ぎる。
ショーのダイジェストも見たりできる時代。
誰とは言わないけど高評価され(実力以上の)人気が出たはいいが その後の制作に逆に苦しんでるなぁ って感じるデザイナーもいるけど この人のクリエイティヴィティは涸渇することないんじゃないかって思わされる毎シーズン。
本当はファッションも身に着けてナンボなのかもしれませんが 手に入れられない人間をも魅了するデザイナーがこの世を去ったことは残念でなりません。
もちろん 非常に優秀なデザインチームがいるんだと思いますが カール・ラガーフェルドの力あってこそだったのでは。
どちらも 余人をもって代え難い なんて僕が言うのも失礼な他の追随を許さない存在。
だからこそ80歳を過ぎても現役で活躍されていたんでしょうね。
同じような人は決して出てこないでしょう。
でも 違う才能を持った人が我々に幸福をもたらしてくれると信じたいです。
ふと思い出したらシャネルは頂き物のネクタイがあったけど別にその画像ならいらないかなと 2005年のペガソス(非売品にしちゃう)でもって追悼画像といたします。
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