ダイバーシティなんて言う時代なのにね。
基本 3週間に一度 髪を切りに行っています。
ちょうどそのタイミングの時は余程の理由がない限り 美容室が休日の最優先課題となります。
昨日がまさにその日。
で 起きるのも遅いんでだいたい最後の客になりますが 昨日もそう。
" 明日が朝 早いんですよ 特別に。 "
" あぁ 卒業式でしょ。大学生とか来るんですか? "
" 小学校の卒業式。 "
" それってお母さんが来るの? "
" 子供に袴の着付けして髪の毛セットして。大学生が来るのはもうちょっと後。 "
なるほど。
話題の小学校の卒業式での袴ってやつですね。
もう遠い記憶というか 記憶に留める気もビタ一文なかった小学校の卒業式。
自分がどんな服を着ていたかは定かではありませんが いつもよりは綺麗な服を着せられた可能性もあるし 普段通りだった可能性もある。
親的にも 感慨深さゼロ だったのではないかと思います。
そのまま公立の中学に上がるだけですし 人に誇れるような子供でもなかったし。
当然 ネロ父は仕事行ってます。
ま その頃の父親ってみんなそうでしたが。
時は流れ女の子は袴ですか。小学校の卒業式で。
へぇ~。
大学の卒業式で女子の定番が袴にブーツだった気がするけど 今や小学生も!
そんな時代。
で 自粛を呼びかけるわけですか 自治体が。
いつもより早起きして着付けしてもらって なお且つ慣れない服装ゆえ体調を崩しちゃう児童もいるんですねぇ。
でも そんなリスクは親がちゃんと子供に前もって説明すりゃ済む話だと思うんですけどねぇ。
憧れてて着たいと言われても それでもいいの? って。
将来 もっと大人に近づいてからでも着れる機会もあるだろうし。
まぁでも学校側は大変かもね。
大勢が気分悪くなったり 転んだりじゃ。
ただ 着れない子が劣等感を持つ ってのは全然違うと思う。
公立なんだから いろんな家の子供がいるのは当たり前。
だって世の中がそれで成り立ってるんだから。
人と違うことは決して恥ずかしいことじゃない。
人の優劣や人生の価値と経済的に恵まれているか否かなんて関係ないって教えるのが教育なんじゃないですかね?
親も先生も。
いろんな人がいて世の中は回っているって教えてあげなきゃ せっかくの公立学校の意味がない。
ついでに 小学校の卒業なんてゴールでも何でもない。
人生はもっともっと長い道。
今は着れなくても いつか自分の着たいものを着れる時が来る ってことも。
子供の頃は理解できなくても あぁ そういうことだったのかぁ って思える時も来ると思うんですけどね。
確か365日×6年間 当時の言葉でいうとランニングに半ズボンだったヤツは卒業式もランニングに半ズボンだったと思うし そういう人がいるって大切だと思うんですけどねぇ。
子供の頃は年上のいとこがいたってのもあるけど お下がりばかり。
新品持ってる同級生を羨ましく見てた。
よそはよそ。 ウチはウチ。なんてよく言われてたけど 今となったらよく分かる。
ま 子供いないからこんな風に言えるだけかもしれませんが。
今夜のおまけ画像
近所の隅田川テラスの桜。
卒業を祝して的に。
隅田川バック
聖路加タワーバック
これだけじゃ申し訳ないので
ジョルジュ・ミュニュレ=ジブールの2013年 ヴォーヌ・ロマネの画像もね。
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