ギムレットより強くあって欲しいという思いを込めて
投資好きなお客様と会話していると 自分も投資できるような身分になりたいなぁ とも思うのですが いろいろと話を聞いていると つい
" だったら僕は競馬の方がいいです。 "
なんて言ってしまう割にギャンブルの才能はないと自覚しているハバネロです。
ま 節度をもって馬券を買っている限りは若干儲かる気はします。
勝てそうなレースを選び つぎ込む金額の限度を決めれば。
とはいえ久しく馬券も買っていないし競馬すら見てません。
そんな時間的余裕がない毎日。
(酒は飲むけどねぇ。)
ただ 去年のジャパンカップは偶然テレビで見た。
アーモンドアイ 驚愕の走り。
そのアーモンドアイがドバイで国際G1レースを快勝し 日本馬史上初の凱旋門賞制覇にますます期待が膨らんだその直後にウオッカが死んでいたとは...
右第3指骨粉砕骨折で骨折箇所をボルトで固定したものの その後 両後肢が蹄葉炎に...
そりゃ後ろ足ばっかりに重心かかっちゃうよね(涙)
辛かっただろうなぁ。
画像は長い写真判定の結果 同い年のライバル ダイワスカーレット(一番奥の青い帽子)を退け栄冠を手にした2008年の天皇賞・秋。
その差 僅か2センチ。
間にダービー馬 ディープスカイ(白い帽子)を挟んでの3頭の壮絶な叩き合い。
WINS銀座で大興奮。
この時は3連単で仕留めましたが もしそういう馬券が存在してたら5連単でも的中だったなぁ。
でも なんていうんだろう。
馬券なんてどーでもいいって思えた鳥肌立つほどの歴史的名レースが見られたことが本当に幸せだった。
ジョッキーの武豊も巧く乗りましたよねぇ。
外枠断然不利の府中の2.000メートルも抜群のスタートで外枠のロスを最小限にとどめた。
そして何よりも最後の直線。
ラスト100メートルで右手に持っていたムチを左手に持ち替え ウオッカが内(画面上では奥側)に刺さらないように真っ直ぐ走らせた。
画像でも分かると思いますが 他の騎手と違って左肩と右肩の高さが全然違う。
もちろん 競馬というものは 真っ直ぐ走らせる=馬が速く走れる というわけではありませんが この時は右重心で追ってウオッカを真っ直ぐ駆け抜けさせなければ 2センチ差は覆っていたでしょう。
さすが武豊。
しかし どうして同い年に それも同じ女の子にダイワスカーレットみたいな これまたとんでもなく強い馬がいるかなぁ。
お互いこんな強敵がいなければもっとG1を勝てたのは間違いない。
不世出の名馬が2頭。
圧倒的な潜在能力を有し なお且ついつも全力を出し切る優等生ダイワスカーレットよりも時にその力を出し切れずに負けちゃうウオッカが逆に好きでした。
父タニノギムレットに似たダイナミックな走り。
豪快に勝ち切った時の興奮はレースを見た者に幸福感を与えるレベル。
64年ぶりの牝馬によるダービー制覇を含めG1レース7勝
悲しい最期となってしまいましたが日本競馬界の伝説であることは変わりません。
(興味のない人にも見てもらいたい興奮の天皇賞動画はこちら)
今夜のおまけ画像
ウオッカが女の子では勝てないと誰もが思っていた日本ダービーを勝った それも我が国の競馬史上初というか唯一の父娘制覇を成し遂げた2007年のクロ・サン・ジャック。
こちらは豪快なウオッカと違って華やかで上品だけどね。
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