久しぶりに買えました。

気候変動による霜害や雹害で生産量が極端に少ない年が当たり前になったとはいえ リリースされたワインはいったいどこへ消えちゃうんだろう?

ってな感じですね。

ここ数年のアルマン・ルソーって。

とにかく買えない。

 

価格もとんでもないことになってますが 確かに華やかでチャーミング。

ブルゴーニュのピノ・ノワールならではの繊細さと包み込まれるような優しさ。

そりゃあ大概の人が魅了されるのも致し方なしってデキのワインを世に送り出してきたと思う。

多くの有名生産者が全く価格に見合わないがっかりワインの造り手と成り下がっていく時代にあってもルソーは違っていた。

 

ま 過去形にしちゃってますが 単に最近のヴィンテージが手に入らないし 入っても高いし本数少ないしで飲むわけにもいかない(お客さんのために買ってます)んで 現状を確認できてなくて過去形になっているだけです。

濃い果実味が評価されていた90年代にいち早く淡い でもとても華やかなスタイルに移行したエリック・ルソーはブルゴーニュの本質を見抜いていた。

偉大なヴィニュロンだと心から思う。

今もいいワインを ベラボーに高いけど造ってくれてるといいなぁとは思ってます。

 

まぁでも娘がどうなんだろう?

エリック・ルソーに来年から君の店にも割り当てを出すと言われ歓喜狂喜乱舞したのに いざその時になったらシリエル(娘)に一つ星には割り当ては出さないとパリの友達は言われ相当ガッカリしたそうです。

 

一回食べてみろ👊

と言いたい。

抜群の料理なのに アンタには星の数が全てかよ。

 

そんなわけで今後が少し心配だけど 買っちゃいましたよ。

2016年のジュヴレ・シャンベルタン。

でも分けてもらえたのは1本だけ...

おまけに正規品なのに価格を見てビックリ。

高いのは覚悟してたけど ここまで来たかと。

ボトルも太くなっててちょっと嫌な感じ。

しまいにくいし 環境負荷を考えたら重い太いボトルってね。

 

アップしといてなんだけど しばらくは倉庫でお休みかな。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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