お客様が飲みたいのは美味しいワインなはず
新規開店するお店のほとんどが自然派ワインのみの品揃え ってな時代です 余程の高級店以外は。
そう それが現代ワイン界の流行。
自然派ワイン大好き を謳うお店はそれこそ雨後の筍のごとく登場する時代なのです。
でも 個人的には本当に自然派ワイン好きなお店とかお店のスタッフってどんだけいるんだろう? と思わずにはいられないのです。
どのエリアのどのブドウ品種で造られたかも判別ができないような汚染された駄自然派ワインに歓喜狂喜乱舞し愛でてる人も多いし インポーターのいいなりでしかない人も多い。
それは そもそもワインってものに対する理解があまりに不足してるってのもあるんでしょうけどねぇ お金もらって提供するという責任があるのに。
おかげでこういうワインを買えるのはありがたいけど 確固たる技術とセンスを持った造り手の手による真の意味での自然派ワインが正当に評価されることなく 醸造的欠陥由来の香りや風味を自然派ワインの個性だと勘違いしちゃってるような国には 本当の自然派ワインは分けてもらえなくなっちゃうでしょうねぇ 将来的には。
だって 四流以下のワインでオッケーなマーケットってことですから。
とにかくギィ・ブルトンの2018年のマリルーは素晴らしい。
これこそ自然派の造りでしか表現し得ない。
なのに 生産量も少ないのに瞬殺でインポーターから在庫がなくならなかったということがこの国のワインに関わる人間の程度を如実に表しています。
(もう ラシーヌに在庫ないよ~ 悪しからず。)
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