ウイルスより怖いもの

有事の円買い なんて言葉がありますが 日本人は " 有事のトイレットペーパー買い " がお家芸となってしまったようです。

オイルショックの頃から受け継がれている バカ丸出しな伝統。

 

足りてる ってメディアが言ってもいまだにアスクルでは 現在ご注文いただけません と表示されています。

 

昨日までなんてトイレの掃除用のトイレクイックル的なシートも 現在ご注文いただけません状態でしたよ。

えっ? まさかトイレットペーパーが買えないからそれでお尻を拭くつもり???

 

ま ニュイ・ブランシュ的にはたまたまアルコールも トイレットペーパーもペーパータオルも買えなくなる直前に買っていて今のところは難を逃れていますが‥

ホント デマにお踊らされデマだと判明してもやめられない。

ウイルスよりもお客さんの方が怖いってドラッグストアの店員さんが嘆くなんて真っ当な精神状態じゃない。

アメリカでは銃弾が売れてるいらしいですよ。

いざって時に物資の奪い合いになったら撃つってこと???

 

そんな人間の精神状態が一番の恐怖。

 

とにかく 平常心が大切ですね。

むしろ 普段より人に優しくできるような人間でありたいです。

 

 

今夜のおまけ画像

ミッシェル・グリザールが引退したこともありサヴォワでは抜けた存在となったアルドワズィエールの2016年 クォーツです。

間違いなく現状のサヴォワNo.1白ワイン。

 

最上のアルテスってある意味 飲み頃を迎えたブルゴーニュのグラン・クリュすら凌駕します。

もちろん 味わいの構成やタイプは違いますが。

 

ただ このドメーヌも世の趨勢と同じく徐々にSO2を減らしてきているので以前よりは酸化のスピードが速く つまりより早く美味しさのピークが来る可能性は高いけどそのピークに持続性がなくなっているのではと推察しています。

 

早飲みしてしまっては意味がないのですが アルテスという葡萄がいかに素晴らしいかを知るには少し忍耐が緩和された とも言えます。

 

去年も行ったのに またサヴォワに行きたくなる。

これまで3回行ってるのにまた行きたい。

それはこういうワインがあるからなのです。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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