熟慮の結果 営業時間は17時~25時。

東京都内の酒類を提供する飲食店に対する22時閉店の要請。

今日からですね。

 

結論から言いますと ニュイ・ブランシュは変わらず17時から深夜1時までの営業です。

まぁ これ自体が本来の18h~28hの営業時間じゃないんですけど こういう状況だから仕方がない。

 

つまり 今回も閉店時間を要請通りにすることはないのですが それは決して 都の要請を無視して ということではありません。

しっかりと熟慮して決めています。

 

お上に言われないと自分で決められない。

お上に言われたら何も考えずに従う。

 

幸か不幸か僕はそういう人間ではありません。

お上がこう言ってるのだからと思考停止状態にならず自分なりに考える。

それって大事なことだと思いませんか?

 

22時閉店にするにしても単に言いなりなのか それともそれぞれの抱える事情や条件を考慮して決断するのかでは同じことしてるようで全く違うと思う。

 

僕はこれ以上の感染拡大などこれっぽっちも望んでいませんし 心から事態の収束を願っています。

だってニュイ・ブランシュの常連さんには地方に住んでいる方も多いのです。

一般的な意味でのインバウンドと違う意味で 海外在住の常連さんも だいたいが日本人の方ですが何人もいる。

 

早くそういう人たちに会いたい。

でもこの状況じゃ海外の人はもちろん 国内の人にも会えやしない。

 

だから感染拡大を食い止め 事態の収束はまだ難しいにしても感染状況を制御して欲しい。

それには感染拡大を煽るかのような営業をする飲食店を個別にご指導いただくのが一番です。

 

この期に及んでも3密で大声で盛り上がってる店があることは周知の事実。

ホストクラブのような あれを飲食店に含めるのもどうなんだろう? というカテゴリーじゃない 一般的な飲食店でも そういう店がある。

仮にそんな店が22時で閉店しようが感染拡大のリスクが減らせるのでしょうか?

このウイルスは22時前なら感染しないの?

昼間に鬼密になってる店は放置でいいの?

大いに疑問です。

 

4月の休業協力金の基準が準備期間がなくあのような不備を多く抱えたものであったとしてもやむを得ない部分はある。

でも5月もそうだし今回もそう。

その店が元々どいう時間帯で営業していたのかや 家賃などが全く考慮されていない。

ここ数ヵ月 いったい何をしてきたのでしょうか???

 

通常23時閉店の店なら22時閉店にすることは高いハードルではない。

でも同じ20万ですか。

家賃が何倍も違っていても同じ20万ですか。

 

ただ そもそもがこんな税金の無駄遣いしなくていいわけです。

3密回避で感染防止策をしっかりとしている飲食店を対象にしなければ。

 

偽名だろうが嘘の住所に電話番号だろうが簡単に作れるあの東京都の感染防止徹底ステッカーにしてもそうですが 実態を全く無視したもの。

あのステッカーだけ貼って3密でドンチャンしてる店を放置して本当の意味で感染防止に協力してる店が割を食うって変な話ですね。

夜中までやりたくても住宅街のお店は難しいだろうし。

 

何度も書いてますが ニュイ・ブランシュって換気がめちゃくちゃいいのです。

地下で窓のない店だから変な店造りをすると死の危険もあるわけです。

なので換気にはすごくお金がかかった。

でもとても大事なコストです。

席数も人数も制限しているし 大声でわめき散らすような人もいない。

ましてやラッパ飲みの回し飲みをするような輩は。

 

なので変わらず深夜1時まで営業いたします。

22時に閉店してようがリスクの高い店に行くより安全だと思いますから。

 

 

今夜のおまけ画像

久野九平次本店の2018年 黒田庄町 田高

こないだの ドメーヌ・クヘイジの2017年 コトー・ブルギニョンですが 驚くほど美味しかったです。

ちょっとなめてましたね。

 

気候変動の影響で収穫が早まり果実味だけの芯のないジュースみたいなピノ・ノワールばかりになったブルゴーニュ(涙)

飲みやすくていい という人もいますがブルゴーニュのピノ・ノワール本来の儚なげな可憐さなど皆無。

そんなワインじゃつまんないし 心躍らない。

 

でも クヘイジは淡い色合いでしっかりエキスと酸があり染み渡る旨味。

ガラス細工のような繊細さはブルゴーニュのテロワールがあってこそ。

こんなワインが造れるってやはりここのスタッフたちの情熱と努力 そしてセンスはハンパない!

 

また買いたいよ と思うんですけどねぇ。

この日本酒とのセット販売。

九平次が兵庫県の黒田庄町に田んぼを得て自らお米の栽培を始めたのが2010年。

現在は名古屋までそのお米を運んで醸造してますが 来年の収穫からは黒田庄の蔵で醸造しドメーヌ・クロダショウになるようです。

 

九平次の日本酒は大好きですが暑いし 飲むのはやはり年末年始?

ただ温泉に行けそうもないですけどね。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

0コメント

  • 1000 / 1000