今日から8連勤!

出かけに 明日の朝は21℃まで気温が下がるというネットの天気予報を見て長袖を1枚持って行こうと思ったのですが すっかり忘れて店に来てしまいました。

 

昨夜も今日も自宅ではエアコンがいらない過ごしやすさ。

確実に秋は近づいている ということなのでしょうか。

 

8連勤前の休日だった昨日はたいして伸びていない髪を切って それからレオナール・フジタ展を見てきました。

藤田嗣治といえば シャンパーニュのマム。

2000年代に入って2015年くらいまでF1のシャンパン・ファイトでも使われいましたが F1好きなんて滅多にいないから知らないかもですね。

まぁ マム自体が歴史あるシャンパーニュ・メゾンだから知ってる方もいると思いますが 藤田嗣治との繋がりはとなるとどうでしょう?

 

ランス大聖堂で洗礼を受けた藤田嗣治はその後 礼拝堂を立てることを決意。

仲良しだったマムの当主 ルネ・ラルーの援助のもと マムの敷地内に自ら設計したフジタ礼拝堂を80歳にして完成させたのです。

とても深い縁があるのです。

 

そのマムの幻のスペシャル・キュヴェであるキュヴェ・ルネ・ラルー。

1966年から1985年までの間に9ヴィンテージだけ造られた。

その後 1990年代後半に復活するのですが 当時のキュヴェ・ルネ・ラルーがやっぱいいよね ってなるわけです。

で たまたま先週 1975年のキュヴェ・ルネ・ラルーを買ったんですが まだ引き取ってなくてニュイ・ブランシュにはない…

 

なので藤田嗣治と縁があるとされるもう一つのシャンパーニュ・メゾンのテタンジェからおまけ画像です。

ちょっとこすれちゃってるし分かりずらいかもしれませんが これ テタンジェの1978年 コレクションです。

毎年アーティストにその年のエティケットを描いてもらっている Ch. ムートン・ロートシルトを真似たのがテタンジェ社が1978年から最良年のみこしらえるコレクション。

 

初ヴィンテージがこの1978年なのですが 2代目当主だった芸術好きのクロード・テタンジェは当初 マルク・シャガールに依頼しシャガールも快諾。

が すぐにシャガールがまさかの失明。

シャガールのアートボトルを断念したクロードは叶うことなら藤田嗣治に頼みたかったそうです。

(藤田は1968年に亡くなっています)

 

そこでヴィクトル・ヴァザルリー(全然 知らないです)が手掛けることになった。

クロード・テタンジェは藤田夫妻がランスの大聖堂で洗礼を受けた時も立ち会っていたから フジタが生きていたら本当に最初のテタンジェ・コレクションのアートボトルを手掛けていたかもしれませんね。

La Nuit Blanche

2008年6月 東京・銀座にオープンした小さなワインバーです。 新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう 自然派だからとか 自然派じゃないとか そんなことは度外視し 旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかということを大切にしています。 旬の食材を活かしたイタリア料理(アラカル)とともに深夜まで楽しめます。

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