Wine Bar La Nuit Blanche - ラ・ニュイ・ブランシュ

Bar à Vin et Restaurant LA NUIT BLANCHE
新世代のカリスマ生産者のレアワインから大御所の古酒まで…
ワインに詳しくない方も マニアックなワイン好きな方も満足いただけるよう
自然派ワインだからとか 自然派じゃないとか そんなこと どーでもよくて
旨いワインかどうか 飲んで幸せになれるかどうかってこと大切にしています。
旬の食材を活かしたイタリア料理とともに深夜まで気軽に楽しめます。

LA NUIT BLANCHE , Ginza - Tokyo
Un petit Ba

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まずは山ウズラが届きました。

次の冬のオリンピックはミラノだよ ずいぶん前にそんな風にお客様から聞いた気がしてました。ミラノ と言いつつ実際はロンバルディア州の北部 つまりスイスとの国境近くで全ての屋外競技を開催するんだろうと思っていました。 つい先日 ユニクロのスウェーデン代表公式ウェアが発表され 昨日は日本代表の公式ウェアがまたアシックスということを知った。そこには ミラノ・コルティナ五輪 と書いてあった。 コルティナってなに?と調べてビックリ仰天。 町の名前か。しかもコルティーナ・ダンペッツォってヴェネト州の町じゃん。しかもトレンティーノ・アルト・アディジェに隣接している。 ミラノって言うくらいだからロンバルディア州内での開催という読みは大間違いでした。 屋内競技はもちろんミラノで男子アルペンスキーなど一部の競技もロンバルディア州で行われるけど 屋外競技のほとんどがヴェネト州とトレンティーノ・アルト・アディジェ州での開催。 競技数も多いから開催場所がいろいろと必要なのは分かるけど あのイタリアで州をまたぐとは。 カンパーニャ州で働いた料理人がピエモンテ州のレストランに移ったら お前イタリア語ヘタクソだな。どこでそんなイタリア語 習ったんだ? オレはナポリで2年仕事したんだ。 おいおい ナポリってイタリアじゃないぞ。 なんて真顔で言われちゃうような 州が違えば別の国 って感じだと思ってましたが 今回は協力してるんだ。拍手! それにしても冬のオリンピック開催地って その名前すら全く知らない って結構ないですか?最近だと韓国の平昌って知らなかったし リレハンメルにレークプラシッド。ウィキって遡ると どんどん知らない開催地が出てくる。 毎年サヴォワに行くから今じゃ当たり前に感じるアルベールヴィルも知りませんでしたしね 当初は。 ま 雪山 が多いからそんなに大都市ってないからそうなるんでしょうけど コルティーナ・ダンペッツォは1944年にも開催してたんですね。名門なのね。失礼しました。  今夜のおまけ画像ようやく手に入れられました。いろいろと圧がかかったりで撤退する業者さんも多く これまでの取引去りは全て取り扱わなくなってしまった野鳥。シャントレルの中田シェフに紹介いただき新たな業者さんと取引できるようになり早速 本日入荷。まずはペルドロー・ルージュとペルドロー・グリ(山ウズラ)。来週はピジョン・ラミエ(山バト)も届きます。

二度目のカルカッソンヌで初めてのシテ。

滅多に行かないフランス南西部はトゥールーズから始まった今回のヴァカンス。 なんでトゥールーズなんですか? なんて渡仏前に聞かれたりもしましたが もちろんそれには理由があります。ただ長くなるんで今の段階では書きませんが トゥールーズまで行ったらやっぱり外せないのがカルカッソンヌ。トゥールーズから車で1時間前後。電車でも行けるんじゃないかな?どちらの街にも駅あるし。 トゥールーズは初めてのハバネロもカルカッソンヌには行ったことある。とはいえ最早それは四半世紀程前のこと。それもひたすら生産者を巡っていたので 夜といっても外はまだ明るい8時頃に到着。夜から朝までただの駐車場に車停めて安いホテルが見つかったから数日振りにホテル泊。晩御飯でカスレを食べに行った記憶のみ。ただ美味しかったし古いきれいな街並みだった想い出だけ。 今回はその時行けなかった世界遺産 シテ が第一の目的。 二重の城壁に囲まれた高台にある要塞都市‥それがシテ。その素晴らしさをお伝えする術がハバネロにはありません。 ドローン映像じゃないと無理。誰かがアップしてるかもしれないので興味ある方は探してみてもいいかもしれませんね。 ホテルに車停めて歩いて新橋を渡ってシテに行ってもいい距離なのかもしれない。なんせホテルはシテの麓に広がるヴィル・バス(下町なんて日本語が付けられてたりします)の最もシテ寄り。とはいえ歩き過ぎると旅の途中で足が痛くなるリスクもある。(すいません カッコつけなんで歩きやすさよりファッション性重視なので)だったら最寄りとはいえないけど無料の駐車場があるならそれでいいや。有料の駐車場もいくつかあるけど どこも少しは歩くみたいだから。 ということで当日の朝 トゥールーズのホテルでGグルマップでルート検索。そこでたまたまその駐車場の評判みたいなのを目にしちゃって 車上荒らしに遭ったという書き込みがちらほら。 マジで?航空写真で確認すると線すら引かれていない空き地。だったら有料にする? そうしたら予約できる有料駐車場があって1日5€だったか6€。南仏のスペインよりは結構 車上荒らしあるって聞きますからね。デマかもしれないけどお守り代わりに有料駐車場に。ただそこのセキュリティも低かった。ま 私有地というだけマシなのか? で いざシテへ。城壁の門をくぐって要塞都市内へ。いまだに住んでる人もいるそうですが石畳の細い道は迷路のよう。素敵な世界だけどこんだけ観光地だと生活するのも苦労も多そうだ。 うろちょろしてたら空腹感。12時過ぎ。夜に備え食べるなら早い方がいい。どこか美味しそうな店でサラダだけで済ませられる店はないかと探す。 ここ並んでるのかな?スタッフだと思って聞いた人はお客さんだった。私服のスタッフで客との区別が難しい。その人たちは3人。席が空くのを待っていると。そうしたらリアルな店員さんに何人? と聞かれ2人です と応えたらじゃぁここどうぞ とすんなり入れた。 フランス屈指の観光地だけにフランス語率激低い。隣のあれアメリカ人なのかな?カスレが出てきて食べる前から塩コショウとケチャップ。 オイオイ 元々カスレは味濃いよ。 ま いますようね Bカ舌な人って。そういう人が好むんだろうなぁ やたら濃いだけのCリフォルニアワインって。 食事を終えて観光再開。隅々まで歩きつくして有料のコンタル城に。 城壁の上を一周できますし ここでしか見られない景色や物も多く お金を払う価値がある。

本物の職人を大切に。

水曜の18時に羽田に着いて 自宅に荷物を置いて大塚の まるま で飲んで食べて。それからニュイ・ブランシュに行って掃除して洗い物して拭きあげて。木曜の18時からの営業に間に合わせる。 帰国から24時間後には営業するというのは毎度のことなんですが やはり歳のせいですかね。昨日は休みだってのに晩御飯の予定を前もって決める余裕もなかった。やや疲れ気味で… 延長戦明けの日曜。まずは美容室へ。それから六本木ヒルズ 森アーツセンターギャラリーで今日まで開催されている CHANE presents La Galerie du 19M Tokyo へ。 想像以上に気合の入った展示でしたね。職人を大切にするからこそ成り立つラグジュアリーな世界。日本はそうじゃないから職人が減る一方だし 職人の質が低下の一途。 展示を見終え 早く寝て疲れを癒そうと珍しく19時前という早い段階から晩御飯。六本木に向かう日比谷線で決めた店。前から機会があったら行ってみようとは思っていたとこ。 7年くらい前? もっと前⁇ま 覚えていないんですが とにかくニュイ・ブランシュで結構な ご指導 をいただいた料理人の方がいたんです。でも別にだからって恨むとか 嫌いになるってことはなく 全てじゃないけど正しい指摘もあるな ってな捉え方なんです ハバネロ。もちろん完全にお門違いな言いがかりに過ぎないなら話は別ですが。 で これもいつだったか覚えていないのですが それこそ美容室で雑誌を見ていてなかなか美味しそうな店だなって思った店があった。記事を読んだらその人が新しく出した店だった。コースしかない店へは行かないのでアラカルトあってラッキー。へぇ 今度行ってみよ~ と思ってから結構たっちゃってはいましたが とうとう行くことができた。期待たっぷりで。 渡仏中に発表があったらしい日本のミシュランで何やら獲得されたようでミシュランおめでとうございます なんて声が店内で聞こえたりしました。 ま こっちはミシュランなんて興味ない。明かに過大評価と言わざるを得ない店も多いし 逆に過小評価だと感じる店もある。コネって大事ですね ってつくづく思う業界ウラ話しもある。何より掲載店以外にも素晴らしい店は存在しているのだから ホントどーでもいい。 ただ正直 昨夜は失敗でしたね。 夫婦揃って一口食べてあとは全量残したメイン。ワインが残っていいるから 即お会計~ とはせずワインだけ飲む。すいません ケチケチなもので。まぁいいですよね 怒ったわけでもないから。 料理はたんまり残っていてもナイフとフォークは おしまいの置き方。でも何か聞かれることもなく放置されワインを飲み干しお会計。 その店を選んだのは自分だからどうこうスタッフに言う気はない。ただ まともな店ならああいう残し方してたら理由を問いますよね。それがなかったのが一番残念ですね。嘘っぱちな料理の説明をされたこと以上に。あと控えめでビール以外で白赤と2本に抑えたワインもリストとヴィンテージが違うのが何も言わずに出されてましたが それもいい。 なんで聞かないんだろう? 見てみ見ぬフリ?触らぬ神になんとやら⁇別に怒ったりしないのにね。 もちろん聞かれないから何も言いませんが。 ホントなかなかいい出会いってないですよね。でもチャレンジ止めたらそこまで。 それにメインを残したおかげで馴染みの店でもう一皿食べられた。じゃないとそこに寄ることはなかったし 最後に本当に美味しい一皿で幸せになれました。 本物の職人の仕事に勝るものはないですね。 今夜のおまけ画像はアルバの白トリュフのタヤリン!

フランスから帰国して24時間で営業再開~

東京は思ったより肌寒いんですね。フランスが久しぶりに ちゃんと秋 だっただけに日本帰って蒸し暑いの嫌だなぁと思ってましたが意外とそうでもなかった。パリを発つ前にチェックしたウェザーニューズではもう少し暖かくて25℃予報だったような。で 雨も水曜朝にはあがるという予報だった。それが降ったりやんだり しぶとい。ま それがウェザーニューズ。当たらないのはいつものこと。おかげで気温は下がったのかもしれませんが 駅構内は蒸し暑かったですね 水曜の夜。それ以前の熱気が残っているってことでしょうけど。 そんなわけで9月末からフランスでした。ピエモンテのワインと郷土料理が好きなので ほんのちょっとだけイタリアにも行ったりしてましたが 今年はフランスのみ。それもそんな無茶して大丈夫か? な18日間。資金繰りが心配です。 まぁしかし楽しかったですね。もっと若い肉体で もっとたくさん飲んで食べられたら なお良かったのですが こればっかりはしょうがない。どんどん老いていくのであれば なるべく元気なうちにヨーロッパは行っておいた方がいいとつくづく思います。 ましかし天気には恵まれましたね 今回。このところ10月でも半袖短パンなフランスでしたが ちゃんと秋。しかも秋のパリは 基本曇りがち なのに快晴。 とはいえ18日もあればどこかで雨が降るのはしょうがない。ただ ここでだけは降らないで というところでは快晴。2日だけなかなかの土砂降りな日がありましたが他はホント天気良かった。 そう 凱旋門賞の前。金曜土曜とかなりの雨だったし 土曜の朝は一時 猛烈な雨だった パリにも近いオルレアンで。日本馬には厳しかったですね あの雨による重馬場は。もちろん馬場だけが敗因ではないですが。 とうわけで快晴のフランス初日。

休みの数が多けりゃいいってもんじゃない。

最早 死語なんじゃないか? と思わずにいられない シルバーウイーク が終わりました。ま 最初から無理矢理作った感が否めなかったわけで そりゃそんな呼び方しない人が多いのも当然かなと。 ただ来年は5連休になるそうです。その昔は確か9月15日だった敬老の日は強引に9月の第3月曜に。ってことで来年は9月21日で 秋分の日は今年と変わらず23日。月曜と水曜が祝日。祝日と祝日に挟まれた平日は国民の休日にしてしまうというこれまた強引な祝日法で土曜から水曜までめでたく5連休となるそうです。 まぁでもこの 祝日と祝日に挟まれた平日は‥ってのは1985年から運用されているそうで 当時小学生だったハバネロくんは嬉しかったでしょうね ゴールデンウイークの飛び石連休が一つ休みになって。 当時 日本経済伸びてました。たくさん働くことによって。 それが外圧により もっと安め安めとなり 休みは増えたけど結局いまだに自由に休めるようにはなってないし 休みが増えて経済力は落ちた。 もはや休日を増やしてる場合じゃない気がしますけどね。みんなで一緒に休んでも混んでるは高いわでいいことない。 だったら好きに長い休みを取られるような社会になった方がいいと思うんですが。  今夜のおまけ画像

フレッシュ・ポルチーニ!

昨日は試飲会があったのですが 自宅を出る少し前から鬼のような雨。どうやってもびしょ濡れ間違いなし。それで参加するのも迷惑になるよなぁ ってことでメールで不参加の連絡をして早めにニュイ・ブランシュに。 23区内でも浸水被害が出る程の雨。もちろん 日本のどこかでそういうことが頻繁に起こるようになったわけで まさに気象のロシアンルーレット。 いつどこがそういう被害に遭うかはある意味 運次第。 このまま気候変動を放置してたら命を落とすようなことも増えるのは間違いないけど 猛暑日の記録更新を単に番組のネタにしかしないようなテレビばかりですからね。 若い人ほど割を喰うのは間違いないけど 自分たちが生きてるうちにもっとヒドイ状況になりそうです。 それくらい気候変動に加速度がついた気がします。 ましかし大雨が収まっても降ったりやんだりという天気ながら何故か昨夜は遅くまでお客様が。空いてる日も多いのに何組もお断りするというのは無念極まりない。なんで集中しちゃうかなぁ… 最終的には延長戦。楽しくて飲み過ぎました。 今夜のおまけ画像気候変動でなかなか手に入らなくなってしまったフレッシュ・ポルチーニですが 状態の良いものが今週から入荷しております。ハバネロ 超大好きな食材!この香りと舌触り‥虜になります。

ポマールとヴォルネー取得記念ってわけじゃないけど。

自分の経験値が少なかったからだと思うんですが 30年近く前ハバネロ20代の前半の一時期 メオ=カミュゼをすごく好きになったことがありました。 その頃に飲んだのは1988年とか1989年 1990年といったヴィンテージ(当時は安かった)なわけですが 強めの抽出に由来するこれまた強い味わいを 美味しい と思ってしまったんだと思います。ほんの一時でしたが オレ若かったし浅かったなぁ。青い想い出です。 ブルゴーニュの神髄は単純な濃さや強さではない。華やかさ エレガンス 果かなげにも感じる繊細さだと知ってからは 逆に飲まなくなった造り手です。 ただ 白は上手。ま 教科書的なワインで官能的なワインじゃないけど。 赤もそうなんだけど 感性よりもセオリーと理論 って感じの造り。そういう人はなおさら白で失敗のしようがない。ブルゴーニュらしさをちゃんと感じられるシャルドネだったので ニュイ・ブランシュでも2000年代前半のヴィンテージ(3.000円ちょいで仕入れられてた頃)はグラスワインで提供してたりしました。 が 赤はニュイ・ブランシュ史上初。個人的にずいぶん飲んでないけど 最近どうなんだろう?いい意味で変わってたりするのかな??ってことで2017年のヴォーヌ・ロマネ レ・ショーム 1級が今夜のおまけ画像。

宝ものを見つけた気持ちです。

かつてベストセラーとなった渡辺淳一先生の同名の著書から広まった鈍感力という言葉。確かに仰る通りだと思います。 また これは誰が提唱したのかは分かりませんが 忘却力 という言葉もある。これまた 確かにその通り って思う。生きていく上で忘れることも大事ですよね。 そういう意味で鈍感力と忘却力は近いような気がします。どちらも精神的平静に繋がる。 最近に始まったことじゃないんですが すぐ忘れちゃうんですよね いろいろと。ドライアイだから目薬を毎日何度かするのですが なくなっちゃうと困るからって多めに買っておく。でもそのストックをどこにしまったかを忘れて結局また買い直し ある時 使用期限が迫ったそれがいくつも見つかったり。まぁとにかくあれもこれも忘れちゃう。 これは忘却力とは違う。しいて言えば 失念力 って感じでしょうか。 滅多にない現金売利上げがあったから翌日 入金のために銀行に寄ったのに個人の口座の通帳記入だけしておしまい。結局 また翌日 銀行に行くとか 既に購入してるワインをまた買っちゃって買い過ぎるとか 困ったことがほとんどな失念力ですが たまにはそれがものをいう時がある。 ロベール・シュヴィヨンの2002年 ニュイ・サン・ジョルジュ レ・シェニョ 1級‥